男同士の愛に目覚めて20余年。夫と娘にバレてます。1年前からM/M洋書にはまってます。コメントTB、大歓迎☆
カテゴリー
ブログ内検索フォーム
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ
大好き☆作家さんのページ
kyoukaisen.jpg



『境界線の向こう側』


同性愛者の結婚問題を題材にしたゲイ映画。
あと1年しか生きられない父のため、偽装結婚を考えるヒロシ。
彼は恋人とともに、レズビアンカップルと会うことにするが・・・。




主人公のヒロシは便利屋家業をやっても全然うまくいかない。
あるとき、仕事で100万もする壺を割ってしまい、
弁償するお金欲しさに、飛び出した家に連絡し、父親が病気であることを知る。
父親に孫の顔が見たいと言われて、結婚を考えるヒロシ。
ゲイとレズビアンのサイトで偽装結婚相手を募り、その一人と会うことなったところ、
彼女の彼女が乗り込んでくる。
その子を偽装結婚候補者のところにつれていくまでのロードムービー。


普段から二人は、ヒロシの恋人のトシヤがウリをしたお金で生活してるんだけど、
旅の途中でもお金が尽き、ヒロシはトシヤにウリをさせる。


なんだかねえ…。
ネタバレしますと、ラストは、
「お前を親父に紹介する」というヒロシの言葉で終わるんだけど、
そこまでが、あまりに、ヒロシがクズすぎる。
魅力のあるクズならいいんだけど、ヒロシは魅力がないクズ。


思うに、これは、役者の演技力不足ではなかろうか…。
特に、ヒロシの。
最初に、便利屋の仕事を回してくれるボスに首に包丁あてて脅されたりするんだけど、
怖がってる割に怖がってない。
言葉だけ怖がってて、全然雰囲気がついていってない。それでいて、
度胸がある性格というわけじゃないから、この人の性格がよくわからないし、
気持ちも伝わってこない。
つまりやっぱり、演技が下手。


体当たりでセックスシーンはやってるけど。
69のシーンで、ボカシが入ってる。
ほんとにやってると思う。


その熱意はあるのは認めるけど、なんかこう、人生の悲しさとか、
やるせなさとかが、全然伝わってこない。
本当だったら、あんな先のない生活、恋人にウリをさせる生活について、
もっと悩まないだろか。
悩まないなら悩まないなりの納得できる理由付けがあればいいんだけど、
それはない。


たぶん、タブーに切り込んだ映画なんだろうけど、
私には残念感のほうが大きい映画だった。



2017/10/16 11:37 BL映画 TB(0) CM(0)


JL Merrow "MUSCLING THROUGH"

語り手は、アル。
ゴリラのようにでかくてゴツい男。
あまり難しいことは考えられず、絵の才能がある。
人の言うことを表面通りに受け取る。


恐ろしい見かけに反して、心は優しい。
仕事は、ケンブリッジでの観光名所となっている観光船(ボートみたいな)、パントの漕ぎ手。
(検索したら、ひっかかったのでリンクを貼っておきますね。
http://london.navi.com/special/5036381


アルはある晩、バーで飲んだ帰りに、裏通りで立ち〇ンをしていた。
終わったころに後ろにラリーがいて、振り向いたアルのブツを見た。
アルがそれをしまってからラリーににっこり笑いかけ、ラリーのほうに歩いていくと、
(それはアルの家の方角だったから)、ラリーはしまった、という顔をして青白くなる。
アルはラリーのその様子を酔っ払いすぎていると心配して送ることを申し出る。


「俺に君を家まで送らせてほしい。きみみたいなハンサムな人には何か起こるかもしれない。
このへんはあぶないから。先週、ここのちょっと先ですごく殴られてる奴をみたんだ」
とアルは言うんだけど、これはラリーにこう聞こえたにちがいない。
「家に連れていけ。お前みたいな優男には何が起こるか
わからないんだぜ。このへんは危険なんだ。先週、ここで殴られてた奴が
いたけど、同じ目に遭いたいのか?」


ラリーは、アルに脅されているのだと思って、怖くて抵抗できずに家まで送られ、
アルに財布を渡して帰ってほしいという。
ラリーは、財布は受け取ったものの、ラリーの住むテラスハウスの隣の家の人に、
ラリーの面倒を見てくれるよう頼み、財布も残していく。


アルにまったく脅す気はなかったと知ったらしきラリーからお礼の連絡があり、
二人で飲みにいったときから二人の関係はスタートし、あっという間に深い関係になる。
ラリーは大学教授。美術史を教えている。
そして、アルの絵を見て感動する。


アルはうそもつけないタイプなので、二人の間に駆け引きとかはない。
ちょっとしたすれちがいはあるけど、基本的にはずっとラブラブのまま進む。
なのに、なぜか退屈せずに読み進めてしまうのは、アルのことが心配になるからだと思う。
アルは本当に心が優しくて、たぶんきっと騙されやすいし、ラリーとの間には
知的な差もある。ラリーはもちろん、アルのその優しい心に惹かれたのだとは思うけど、
なんだか本当に大丈夫なんだろうかと、何か起こるんじゃなかろうかと、読み進めしまうのだと思う。


語り手が、アル一人なのがまたいいのだと思う。
M/Mは、よく、主人公二人の視点を変えて話が進むことが多く、
それってやり方によってはものすごくつまらない。
相手のことが全部見えてしまうから。


でもこの本では、語り手として大丈夫なのかと思うアルが1人で語っているので、
ラリーの心のうちまではわからない。
ラリーの態度と、言葉で、アルが理解するようにラリーの気持ちを理解するだけ。
だからそこに想像の余地が生まれて、おもしろくなるのだと思う。
まあ、もうちょっと何かあってもよかったとは思うけど。


心配な主人公を読みたい方におすすめ。
(ちなみに、アルが、「サヴァンか」と言われるシーンがある。
なのでアルはたぶん、発達障害を持つサヴァンなのかもしれない)。


Audibleがあるといいのだけど、これはない。
英語レベルとしてはそれほど難しくない。
アルが語り手だから抽象的だったりする難しい単語はない。
文法的にまちがっている言葉でしゃべっていることもある。
そのあたりもおもしろい。
『アルジャーノンに花束を』で知的に後退したあとに話す言葉があるけど、
そういう感じなのかもしれない。
(訛りも入っているかもしれないけど)




2017/10/15 14:49 BL洋書・翻訳物 TB(0) CM(0)
オランダのテレビ番組で、同性婚カップルの子が
2人のパパたちのことをうたった歌の動画を見た。






感動。
声もとってもいい。


一人は研究所に勤めてて、
一人は新聞社に勤めてるんだって。
インテリカップルだ。


きっととっても大事にこの子を育てていて、
だからこんないい子に育ったんじゃないかな。
大事なのは、愛情だね。




2017/10/15 09:36 BL動画 TB(0) CM(0)
人気記事ランキング
プロフィール

ふうう

  • Author:ふうう
  • アラフォー主腐。ときどきバイト。日本の右傾化と、やつらの出現(だんだん暖かくなってきたから…)を恐れる日々。
    1年ほど前からM/M洋書を読み始め、今はKindle本とAudibleを併用して楽しんでいます。英語の勉強におすすめです。



    好きな人々
    コミック:日高ショーコ、秀良子、緒川千世、依田沙江美、今市子、萩尾望都、紺野キタ
    小説:木原音瀬、凪良ゆう、佐田三季、高村薫


    ☆特に木原さん大好きです☆
    ☆凪良さんは、白なぎさんより黒なぎさんのほうが好き。でも必ず作家買い☆
    ☆痛い系、執着系のお話が好き☆


    ■twitterやってます(が、あんまりつぶやいてない…)
    http://twitter.com/huuu001


    ぽちっとしてもらえると元気がでます☆
    にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画感想へ
    にほんブログ村
    にほんブログ村 小説ブログ BL小説読書感想へ
    にほんブログ村
    人気ブログランキングへ
ブログランキング 漫画
Renta! オススメ
山田くんと田中課長

山田くんと田中課長

手乗りサイズになった課長と、クールな部下、山田のお話♡



愛が待ってる

愛が待ってる

阿部さんのマンガで一番好き。遊び人同士が本気になる。



リンクス

リンクス

上質な映画を見たような読後感。かなりお気に入り。



STAYGOLD 1

STAYGOLD 1

STAYGOLD 1

[著]秀良子

さすが秀さんだけあって、すごくいい。物語は始まったばかり。





ブログ内検索
ブログパーツ