男同士の愛に目覚めて20余年。夫と娘にバレてます。1年前からM/M洋書にはまってます。コメントTB、大歓迎☆
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大好き☆作家さんのページ
楽しみにしていた木原音瀬の新刊『箱の中』。ビーケーイヌさん、ありがとう! 宅配便TODAYサービスは最高です。

箱の中』木原音瀬
堂野崇文は痴漢とまちがわれて逮捕されるが、冤罪を訴え最高裁まで争ったため、実刑判決を受けてしまう。入れられた雑居房は、喜多川圭や芝、柿崎、三橋といった殺人や詐欺を犯した癖のある男達といっしょで、堂野には到底なじめなかった。そんな中、「自分も冤罪だ」という三橋に堂野は心を開くようになるが…。喜多川の出所後の話「脆弱な詐欺師」が大量書下ろしにて掲載! 必見!(裏表紙のあらすじより)
このあらすじですとまるで堂野と三橋がデキてしまいそうですが、ちがいます。この三橋に、堂野はだまされるのです。死にたいと思うほどに落ち込み投げやりになる堂野を救ったのが、喜多川ですので、喜多川×堂野のお話です。

刑務所の中のことがらがとても詳しく描かれています。たとえちり紙一枚でも懲役同士のやりとりが禁止されていることとか、寝ているときに布団で顔を隠していてはいけないとか、とても細かい部分まで。こっちまで息苦しくなりそうな中、堂野のやりきれなさがこれでもかというほど描かれ、読んでいるのがつらいほどでした。

やってもいないことで有罪の判決を受け、裁かれる。痴漢の場合、「やった」と認めて三万ちょっと払えばそれで済むようですね。でも「やった」と認めないからタチが悪いと実刑判決を受けてしまう…。もし自分が堂野の立場だったら、周り中をいくらうらんでも足りないと思います。復讐したくともその手段はないわけですし。

喜多川との時間がメインに描かれるようになると息苦しさは少し薄れます。ですが、最初は情緒が欠落していたような喜多川が、堂野に懐いていく様子があまりに一途でちょっとかわいそうなくらい。

書下ろしでは、住所を知らせずに先に出所していった堂野を探す喜多川の様子が書かれています。探偵に頼む費用を捻出するため、仕事をかけもちし、日曜も働き、食事にも事欠く喜多川がたまりません。一途というか、要領が悪いというか、とにかく彼には欲しいものは何もなく、堂野に会いたいとしか考えていません。
不器用でかわいそうな執着。たまりませんがね。

喜多川と堂野が再会してからを描く続編となる『檻の外』、書下ろしが付くでしょうし、とても楽しみです。ぜひ喜多川には幸せになってもらいたい。ラブラブすることが許される喜多川を見たいものです。

ところで、この『箱の中』、タイトなスケジュールだったんでしょうか。1行ヌケが何箇所もあり、また何語分かが空白になっている箇所がありました。ううーん、これは担当編集者の責任では? 文字校正以前のレベルのことです…。
(※木原さんのHPおよび出版社のHPに抜けの箇所の部分が載っています。)

ついでにあとがきがないのにもびっくり! 木原さんの近況とかこの作品を書いたときの状況とか知りたかったです。でもまあ、今回は大量書き下ろしがあったので望みすぎちゃいけませんね。

帯にあった情報によると、『檻の外』の次は『恋について』のようです。これ、読んだことない作品…! いつごろ発売されるかは書いていないので、まだ先かもしれませんが、とっても楽しみです。
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コメント
こんにちは!
もう早速手に入れたんですね!私も昨日見にいったのだけど、まだ店頭並んでいませんでした。
今日こそは。
書き下ろしは捜索の日々が書かれているんですか!わー、楽しみ。
2006/03/22 14:21 はなこ5 URL [ 編集 ]
>はなこさん、
こんにちは!
ビーケーワンは店頭より早いなあと思います。これからも木原さんのに関してはこれを使おうと。ふふ。
捜索の日々…つらい日々でした。感想、楽しみにしていますね。
2006/03/22 23:01 ふうう URL [ 編集 ]
こんにちは!前からこのサイトのファンだったウーロンと申します。パソコンの調子が悪くてふううさんのサイトが読めなくなってしまっていたのですが、このたびパソを買い換えまして、無事読めるようになりました!これからもちょくちょくまいります!
箱の中、初版本は残念でしたね。折の外のつぎにでる「恋について」もいいっすよ!私は中国語で読みました。書き下ろし大希望ですけど(笑)。
2006/04/13 19:34 水仙ウーロン URL [ 編集 ]
>水仙ウーロンさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
実は私のほうも、水仙ウーロンさんのページにはちょくちょくおじゃましていました。
これからもぜひよろしくお願いします。
初版本、結局きれいなのに変えてもらいました。『恋について』、楽しみで仕方ありません。中国語で読むなんて、すごいですねー。どんなお話なのか想像が膨らみます。エロがないという情報だけは得ています(笑)。
2006/04/14 00:25 ふうう URL [ 編集 ]
ようやく読めましたー♪喜多川、かわいそうだけどけなげで大好きです。行動が全く幼児で、育ちなおしをしようとしているのだな、と切なくなりました。続編は5月発売ですよね!書き下ろし、すごい読みたいですー。トラバさせてくださいね。
2006/04/25 11:02 水仙ウーロン URL [ 編集 ]
>水仙ウーロンさん、
喜多川の不器用な生き方がかわいそうで…。育ちなおし、まさにそうですね。続編は5月ですか! 知らなかった! うれしいです。ラブラブな書き下ろしだといいなあ、なんて。
2006/04/26 21:50 ふうう URL [ 編集 ]















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クッキーのキスは甘くて切ない味がする
一番好きな作家は誰かと問われたら、私は迷いなくこの人の名前を挙げます。今日のホモ「箱の中」 木原音瀬 小説アイス・1月号掲載平凡なサラリーマンだった堂野崇文は、痴漢の冤罪でN刑務所に収容される。彼が入れられた雑居房は5人部屋の306号室。班長の芝、若くて
2006/03/22 23:32 ほもほも日記
布団の中で涙。箱の中
昨日日本より4冊新刊本が届きました!*今市子 百鬼夜行抄 13巻*木原音瀬 箱の中*五百香ノエル 完全恋愛*英田サキ 君のために泣こう'''おいしいものは最後までとっておけない'''ウーロンです。夕べ部屋にこもって一挙に読んじまいました。
2006/04/25 11:04 腐母の会
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  • アラフォー主腐。ときどきバイト。日本の右傾化と、やつらの出現(だんだん暖かくなってきたから…)を恐れる日々。
    1年ほど前からM/M洋書を読み始め、今はKindle本とAudibleを併用して楽しんでいます。英語の勉強におすすめです。



    好きな人々
    コミック:日高ショーコ、秀良子、緒川千世、依田沙江美、今市子、萩尾望都、紺野キタ
    小説:木原音瀬、凪良ゆう、佐田三季、高村薫


    ☆特に木原さん大好きです☆
    ☆凪良さんは、白なぎさんより黒なぎさんのほうが好き。でも必ず作家買い☆
    ☆痛い系、執着系のお話が好き☆


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