今日は1日だらけて、久々に日本語でBL小説を読んだ。
翻訳もので興味あるのがあって。
やっぱり、日本語がいいわ…。
最近、疲れてたのは英語を聞きすぎていたのかもしれない。
(目がかすむので、あんまり読まずに、聴いてばかりいた)
さて、今日読んだのはコレ。
エデン・ウィンターズ『ドラッグ・チェイスシリーズ1 還流』
薬物の違法取引で10年の刑をくらったラッキーは、南カリフォルニアの薬物捜査局で働いている。
犯罪者としての裏の知識を買われ、刑期短縮の代わりに捜査協力をしているのだ。
だがあともう少しでその契約も終わる。本当の自由が手に入る。
新たに相棒となった元海兵隊員の新人ボーは、ラッキーの目にはあまりにスマートで堅物すぎる男に見えた。
ベジタリアンでモラルの塊で片付け魔。
形のいい尻に目を奪われながら、彼を鍛え上げ、潜入捜査で殺されないように仕上げてやらなければならない。
そんな二人に異常な量の処方箋を出すクリニックの潜入捜査が命じられ――。
エデン・ウィンターズ本邦初翻訳作品。
おもしろかった!
ラッキーはとにかく口と態度が悪い。新人いびりをわざとする。
スターバックスの濃いコーヒーがないと生きて行けず、
コーヒーには砂糖を4袋も入れて、身体に悪いものばかり食べている。
一方、元海兵隊員の新人、ボー(なんて名前かしら)は、ラッキーと正反対で
ベジタリアンでカフェインフリーでお料理も上手。
ラッキーの態度が悪いために、最初は二人は喧嘩ばかり。衝突ばかり。
それでも、ラッキーは最初からボーのお尻にすっかり惚れていて、
身体の関係が先にきて、あとから心の関係を結んでいく。
お互い、つらい過去があって、夜眠れない事情があるのが、一緒だと
よく眠れる。お互い惹かれあっていることは読者からは一目瞭然なのに、
ラッキーは、かつてのつらい恋の経験から、恋に落ちないように自分を自制して…という話。
衝突ばかりの二人の関係が変わっていくところが読みどころ。
ここからネタバレしますけど、
ラッキーが168センチくらいの身長に対し、ボーは180超え。
でも、基本的にラッキーが攻め。これが受け入れられないと、この話はつらいかも。
ただ、私は小さいほうが攻めるというのにはすごく違和感があって、いつもならイヤなのだけど、
なぜだかこのお話はOKだった。
それからリバがある。リバがダメっていう人は多いみたいだけど、私はリバはだーい好き!
おまけに、このカップルの場合、リバだと大きいほう×小さいほうになるので、むしろ私の好み。
口の悪いラッキーがボーに抱かれてうっとりしちゃうところなんてかわいすぎる。
というわけで楽しめたんだけど、一般受けとしてはどうなんでしょうね。
とりあえず、2巻以降を英語で読もうかなー、と思うほどにはおもしろかった。
(けど、もう続きが待てなくて即購入、という感じではないのよね…。Audibleはないし。
日本語だったら気楽だから読めるけど。英語は目がかすむので今は聴きたいの…
老眼が始まっているみたい…かなしい…>_<。。。。)
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