男同士の愛に目覚めて20余年。夫と娘にバレてます。1年前からM/M洋書にはまってます。コメントTB、大歓迎☆
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ベルギー生まれのトルコ系のイブラヒムは、母親と息子ケビンの二人でやっているカフェの
ケビンが気に入っていて、そのカフェに通っています。
母親はケビンがゲイであることを気持ちよく受け入れていて、イブラヒムとケビンが二人で
出かけられるようにも取り計らったりしています。
が、なかなかイブラヒムもケビンもお互いの気持ちを伝えられません。


これがイブラヒム。(ブラムと呼ばれている)

mixedkebab02.jpg



こっちがケビン。

mixedkebab04.jpg



あるとき、イブラヒムが結婚することになり、花嫁に会ってビザなどの
手続きをするためにトルコに行くことになったとき、イブラヒムはケビンの航空券も用意して
トルコに一緒につれていきます。


そこで解放されたのか、二人は初めて関係を持ちます。
が、それをホテルのボーイが写真にとっていた、と。
そのボーイは、花嫁になる子のことがずっと好きで言い寄っていたのです(のか
付き合っていたのかまでは不明。でもいつも贈り物をしていた)。


このお風呂のシーンがとっても素敵です。

mixedkebab03.jpg



ボーイはその写真を花嫁に見せますが、彼女は「ここから出ていくためなら結婚する」と宣言。
結婚への手続きをしてイブラヒムは帰ってくるのですが、ベルギーに、また例の写真を
送られて、それが家族間で問題になり、イブラヒムは勘当されて、ケビンのうちに転がりこみ、
カフェを手伝うように。


けれど、ヒモみたいな状態でいる自分に耐えられず、
またイブラヒムの存在のせいでカフェへの嫌がらせが増えたため、
彼は出て行ってしまいます。


一方、イブラヒムの弟は、学校をさぼって不良グループとつきあって警察につかまったり、
イスラム原理主義者たちのグループに入ったり問題が多いのですが、
彼は、ケビンが家族の苦しみの原因だと思って、ケビンを殺そうと、カフェにきます。


ちょうどその直前に、イブラヒムがケビンのところに戻ってきたところで、
カフェのところに来た弟が、たまたま通りかかった、かつて弟が乱暴を働いた相手に
襲われて刺されたことに気づいて、救急車を呼び、病院で家族と再会して、
たぶん、勘当は取り消されるのかな、ってところで映画は終わります。


このシーンもとてもかわいらしかった。

mixedkebab01.jpg



ケビンが、常に受け身で、彼みたいな性格でなかったら、イブラヒムと
彼の家族には我慢ならなかったろうな、と思いました。
トルコまで連れて行って、花嫁に会うときには、「君は行かないほうがいい」と
言って、ケビンは置いて行かれてしまうのに、機嫌よく待っているし、
というか、そもそも結婚するというのに、自分を連れて行こうとする時点で
「はっきりしろ」と言っていいのでは、とも思いましたし。
(はっきりしろ、とも思っていない感じで、イブラヒムが手を出して来ればそれを
喜んで受け入れる感じ)



使われている言語をみて、びっくりしました。
フラマン語、トルコ語、オランダ語、英語、フランス語、アラビア語、の
6か国語が使われていると書かれていました。


ベルギーは、北部がフラマン語(ベルギーのオランダ語とも呼ばれるらしい)が公用語、
南部はフランスが公用語、それと一部ドイツ語が公用語の地域があるそうですが、
主人公たちが住んでいるのは北部の都市アントワープなので、彼らが通常つかっている
言葉がフラマン語だと思われます。


トルコ語は、イブラヒムが花嫁に会いにトルコにいったときにまわりが使っていましたが、
イブラヒム自身は「トルコ語は苦手で」とあまり話さず、花嫁は「トルコ語はもうやめましょう」と
言い、彼女との会話は英語でした。
彼女は、トルコから出たがっていて、イブラヒムと結婚すればベルギーに行ける、
ということで、結婚という機会に人生をかけているようでした。
イブラヒムの両親ともヨーロッパ生まれなので、三世ともなると、元の国の言葉を
話せなくなるんですね。聞いては理解していましたが。もったいない気がします。
でもそれを捨てて、ヨーロッパに溶け込みたい、という気持ちもわかる気がします。


アラビア語は、弟が、イスラム原理主義のグループに入ってた時に、
そこのグループの人が使っていたと思われます。
弟と、その人との間に同じグループの人が通訳に入っていたので。


トルコはイスラム教が90%以上らしいですが、EUに入りたいので、
欧米のように政教分離を進めていると聞いたことがあります。
(ほかのアラブ諸国は、イスラム教がイコール、生活の規範であり、政治も
経済活動もイスラム教の教えにのっとってやっているので、分離できない。
というか、そもそも「政治と宗教を分離しなければいけない」、という考え方自体、ヨーロッパで
教会の力をそぐためにやってきたことなので、欧米の考え方の押しつけ、ともいえる)
※でもキリスト教国で構成されたEUは、絶対に、イスラム教国であるトルコを仲間には入れない。そこには
歴然としたラインがある。


なので、トルコ人であるイブラヒムも弟も、それほどイスラムらしい生活を
ベルギーでもしていないのです(弟はお祈りの仕方もしらない)。
が、それでもトルコ人と、家同士の決定で結婚させようとするあたりは、
やっぱりトルコの伝統なんだと思われます。


オランダ語とフランス語がどこで使われているかはわからなかったのですが、
どっかで使われてるんでしょう。
そういうのがわかる人になりたい。


いろいろ興味深い映画でした。




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2015/06/28 17:02 BL映画 TB(0) CM(0)
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