男同士の愛に目覚めて20余年。夫と娘にバレてます。1年前からM/M洋書にはまってます。コメントTB、大歓迎☆
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大好き☆作家さんのページ


Mary Calmes "Any Closer"


64ページなのでわりと気楽に読める。


建設会社を経営するレオは、自分の会社で働くまじめなチャーリーが、
過去にゲイポルノに出ていたこと、最後にひどいビデオに出させられてその業界を
去ったことを友人の口から知る。


ほかの人経由で自分が知っていることをチャーリーが知るよりは
自分から直接伝えたほうがいいと思い、レオはチャーリーにそれを言う。
チャーリーはものすごく動揺するけれど、
レオはそのことを知ってもこれまでの態度を変えないので、安心する。


チャーリーはもともとレオに惚れてるんだけど。
レオは気付いてない。
その二人の関係がどう変化していくか、っていうお話。


正直、それほど心に残っていない…。
急にチャーリーが積極的になったりして、
レオじゃないけど、あなた、そんなで心の傷は大丈夫なわけ?っておもっちゃったし、
表紙写真にあるような男くさい労働者みたいのは出てこないので。
どうせなら、いかにもな労働者階級の話ってのがいい。
けど、さささって何か読みたいときにはおすすめ。



2016/03/31 07:52 BL洋書・翻訳物 TB(0) CM(0)


Carmen Jenner "Finding North (English Edition)"


これはよかった!

幼馴染のノースとウィル。
二人はいつも一緒に遊んでいた。
ノースの母は自殺し、父親はアル中で、ノースをいつも殴っていて、
ノースはウィルといるときだけくつろげた。
でもそれも12年前までの話。ノースは父親に脅されて、ウィルを守るために、
ウィルにひどい言葉を投げつける。
それから二人はかかわらないで生きてきた。


今ではノースは父親と同じ鉄鋼所で働き、
ウィルは父親を介護しながら、町で唯一のバーを経営している。
ノースがまたウィルにかかわろうとしてきて話が始まる。


小さい町で、ホモフォビアがあふれてて、
ウィルは後ろ指をさされて生きている。
そんな町出ちゃいないよ、と思うのに、
二人がこの町を出ないできたことには理由があった。


なんかくらーい話だったのだけど、
いかにも労働者階級の二人が汚い言葉を投げつけあいながらも
お互いを思いあっているところがなんだかよくって、
やめられない感じに読んでしまった。
リトル・ダンサー』を思い出した。


あそこは炭鉱労働者の町で、イギリスだから、
オーストラリアが舞台のこのお話とはまたちがうのだろうけど、『リトル・ダンサーの』
主人公のお兄ちゃんとかお父さんとかが乱暴になるとノースの父親になると思って。
(リトルダンサーでは、
父親が、主人公の学費のためにスト破りをして、ストに参加していたお兄ちゃんが
ショックを受けるシーンがすごく印象的だった)


"Finding North"は、暴力にあふれてるのだけど、
逆に「生きてる!」という喜びもあり、殴られても殴り返す主人公たちに
力強さを感じた。


オーストラリア英語というと、
男性が男性に呼びかけるときに、mateという語を使う、というのは聞いたことがあった。
(発音はマイト)。確かに出てきた。
それ以外に気付いたのは、assがarseってこと。
assholeは、arseholeになる。
どうでもいいことなんだけども。



2016/03/29 11:49 BL洋書・翻訳物 TB(0) CM(0)
ときどき、TEDという番組を見ている。
これは「お!」と思うような考え方をする人たちが話したりするので
いろいろ参考になる。
昨日見たのも、おもしろかった。


エリザベス・ギルバート『創造性をはぐくむには』
https://www.ted.com/talks/elizabeth_gilbert_on_genius?language=ja


作家であるエリザベス・ギルバートという人の講演。(といっても18分)
現代の芸術家は、自殺したり、アル中になっても当たり前だと思われている。
自分がいい作品を生み出せなくなることを恐れるからだ。


でも、昔は、作品と自分自身とには距離感があった。
作品は、自分自身だけで生み出すものではなく、「何か」が作品を
産み出すのを手伝ってくれるからできるものだと考えられていた。


古代ギリシャ人は、それを "demon"と呼んだ。
ソクラテスには demon がついていて、ソクラテスはそれと
叡智を語ったらしい。


古代ローマ人はそれを "genius" と呼んだ。
その部屋に住む小鬼とか妖精とかそういう感じのもので、
芸術家が芸術に取り組んでいるとき、その仕事を助けてくれるもの。


それが、ルネサンスの時代にガラっと変わった。
それまで、芸術が大成するときは何かが憑いて(have genius)その大仕事を成し遂げると
考えられていたのが、芸術家そのものが、天才である(being genius)と
考えられるようになった、と。
そこから、芸術家の苦悩が始まった、と。


だから、芸術家は、自分の作品は自分一人で成し遂げた仕事ではない、と思うことが
大事だと言う。この距離感が大事だと、彼女は言う。
自分自身がすごいのだとすると、自分が今度書く本が前より悪いと自分をせめることになる。
でも、そうではなくて、何かがついてその仕事をさせてくれるとすれば、
自分だけじゃなくて、その「何か」にも責任があることになる。
(逆に、素晴らしい作品は作家だけが素晴らしいのではなくて、「何か」もいい仕事をしたことになる)
その距離感が、精神衛生上よいのだ、と。


わりとおもしろい話だったので、興味ある人は見てもらうといいと思うのだけど、
私がおもしろいと思ったのは、古代ギリシャでは、その才能が "demon"
と呼ばれていたということ。


今回、something like シリーズをずっと読んできたのだけど、
自殺してしまったvictorは、自分をどんどんダメにしていく。
それを、周りの人が、He has a demon. と表現する。
だから、どうしようもない、という感じ。


今の世の中では、悪いことに使われて
「彼には悪霊がついてる」ということなんだろうけど、もともとは
本人の力でもどうにもならないことが
"demon"なのね! と新しいことを知った気分だった。


devil とdemon を検索してみたら、こんなところに、
わかりやすい説明があった。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211927017


古代ギリシア人の信仰した霊的存在がもとになっている、と。
なるほど。


話は戻って、
TEDで話をしたのは、『食べて、祈って、恋をして』の作者である
エリザベス・ギルバート。
本がすごくよく売れて、各国語にも翻訳されて、ジュリア・ロバーツ出演の映画にもなっている。




でも私はこの映画もこの人も、この人の書く本も
存在すら知らなった。
それが、昨日、本屋の洋書コーナーの下のほうで、表紙の写真だけ見かけていた。


で、TEDの話を聞いた後に名前で検索したら、一瞬見かけたあの本の表紙がヒットして、
たまたま見かけただけだと思ってたけど何たる偶然、とびっくりした。
ただ、世の中、偶然ってことはなくて、いろんなものを目にしていて、それが
たまたまアンテナにひっかかると、「偶然」って思うだけなんだろう。
だからこそ、アンテナをたてておきたいなあと思ったのだった。




2016/03/27 11:16 雑記 TB(0) CM(0)
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