男同士の愛に目覚めて20余年。夫と娘にバレてます。1年前からM/M洋書にはまってます。コメントTB、大歓迎☆
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石原理『テッペンカケタカ』


ジョン・レノンの亡くなった年の暮れに生まれた龍園寅次郎。
そして、ふたつ年上の幼馴染み・さくら。
不遇の子供時代、ふたりは互いへの絶対的信頼だけを支えに暮らした。
お前は俺のものだから。俺はお前のものだから。
互いに人生を賭けた、男たちの物語が始まる!!



石原さんのマンガは男がクールでかっこいい。
ちょっと暴力的なのがいい。
これは、ネグレクトされてる同士のお隣同士のおさななじみのお話。
お互いを絶対的に信頼しているところが潔くてよい。


「おれはもう さくらだけおったらええ
世の中のなんもいらん
さくらだけおったらええねん」


現在から、過去へと話は進む。
その途中で、1巻が終わってしまって、ずいぶんそのままになっていた。


先日Renta! で続きが出てるのを見て、さらにその続きの完結編が12月に出る
とかいてあったので、速攻レンタル。
まさか完結するとは思わなかった。
完結しないなら、買うつもりはなかったけど、完結するということならば
逃すわけにはいかない。
期待通りのクールな二人。それでいて、お互いへの執着心は半端ない。


12月の続きが楽しみ。




2015/11/30 07:16 BLコミック その他 TB(0) CM(0)
あらしのよるに』、という絵本をご存じでしょうか。





あらしのよるに出会った、オオカミとヤギ。
お互い、捕食者とその獲物ということを知らず、友達になる。
朝になり、お互いを見たあとからが最高。


二人は仲間にばれないようにこっそり会って、友情をはぐくむ。
オオカミはヤギからいい匂いがして、たまらないけど、
ヤギの友情を裏切ることは絶対できないと、我慢する…。


もうそこからは妄想しか生まれない。
そういう最高の絵本なんだけど、その実写版ともいえる動画が
FB経由で回ってきた。


こちらは、アムールトラとヤギ。
ヤギはもともと生餌としてトラの檻にいれられたのだけど、仲良くなって、
ヤギはトラの小屋で眠り、トラはその小屋の屋根で眠るんだって。
…!!!




2015/11/29 07:27 BL動画 TB(0) CM(0)


尾上与一『蒼穹のローレライ』


「敵機を墜として俺も死ぬ」
浅群のその願いを、三上の整備魂は許せなかった―――。
要保護の軍神・浅群塁と、整備に燃える三上の青春の日々。


戦後十八年目のある日、三上徹雄のもとを病死した旧友・城戸勝平の息子が訪れた。
彼は城戸が亡くなる直前に、三上へ一通の封筒を預かったという。
封を開けると、中には戦死した零戦パイロット・浅群塁に関する内容がしたためられていた……。

―――時は太平洋戦争中期。
ラバウルに向かう途中、三上が乗っていた一式陸攻は敵の攻撃に遭い、不思議な音を響かせて戦う一機の零戦に助けられる。
着任後、命の恩人を捜していた三上は、「ローレライ」という二つ名を持つ、声の出ない、碧い目の搭乗員に出会う。
彼こそが三上たちを救ってくれた、零戦乗りの浅群塁一飛だった。




天球儀の海 (Holly NOVELS)』から始まるこのシリーズ、1945年シリーズと
呼ばれているようだ。
アマゾンのレビューで見て初めて知った。


あらすじからして、嫌な予感がしていて、
買ったあと1か月以上放置していたのだけど、
最近悲しい結末のものでも見ようという気持ちになっていて
(気持ちが落ち着いているのだと思う)
それでずっと気になっていたこの本を引っ張り出して読んでみた。


やっぱり尾上さんのお話はよい。
気持ちの動きがていねいで、突然恋におちない。
もちろん、一目ぼれはあっても、そのあとの細かい事柄を重ねて、
そしてお互いがかけがえのない存在になっていく。


最近、ジャン・ジュネの『シャティーラの四時間』という本を目にする機会があった。


ジャン・ジュネといえば、『泥棒日記』しか読んだことがなくて、
これは捨て子で、男娼をして窃盗をして何度も捕まったジュネが獄中で書いた
自伝的な作とのことで、ジュネが嫌な奴で全然好きになれなかった。
ただ、ジュネが自分のことを醜いと思っていて、レイプの話とかを聞くと「誰かがレイプしてくれなきゃ
自分は一生童貞のままだ」と思ったシーンが、
ずいぶん昔の当時の私にはすごく共感できたことを覚えている。


そういう印象だったジュネが、政治にかかわるようになっていたことは知らなかった。
1982年9月、西ベイルートの難民キャンプで起きた凄惨なパレスチナ人虐殺の現場にジュネは行き、
破壊された街、重なる死体を見て、書いた短いお話(というかルポではある)なのだけど、
印象的だったのは、フェダイーン(パレスチナ人の志願兵)たちの描き方だった。
死へ向かう彼らは輝いていた、とジュネは書く。
一方で、大義のないイスラエル兵たちは、死を恐れ、自分たちのしていることに
意味を見いだせないようだった、と。


これは真実だと思う。
意義があるとき、人は生きる。
意義もなく、パンのためだけに歯車の一つになって働いているうちは
人は輝かない。自分のしていることに意義を見出す時、人は輝く。


人が輝くために一番わかりやすいのは、自分たちの自由を獲得するため、だとか
自分たちの妻と子ども、恋人を守るためだとか、そういうもののために戦うときだと思う。
それを信じて死んでいくとき、人は輝く。


そのために、1945年シリーズの彼らは輝いている。


ただ、本当に、そのために、あれだけの日本人とアジアの人たちが
犠牲にならなければならなかったのだろうか。
本当に、あれは意義のある戦争だったのだろうか。


そう考えだすと、彼らの信じていた意義が薄らぎ、彼らは彼らの輝きを
何かまちがった目的のために失ったというようにも感じられる。


翻って、今の中東を考えれば、
アメリカ、イギリス、フランス、ロシアなどの連合軍がシリアを空爆し、
一般市民を殺すことに、なんの意義があるのだろうか。
毎日あそこでは、戦闘員でもない人たちが、殺されている。


一方の正義は、一方にとっては悪であり、
一方の大義は、一方にとってはこじつけでしかない。
そこにあるのは、輝きをもって戦う若者たちの、死である。


彼らを利用しているのは誰なのか、それを考えなければならない。


輝きがとても美しい、感動的な話だったけれど、
私が美しい戦争ものに感じる危うさは、いつもそこである。





2015/11/28 09:11 BL小説 尾上与一 TB(0) CM(0)
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ふうう

  • Author:ふうう
  • アラフォー主腐。ときどきバイト。日本の右傾化と、やつらの出現(だんだん暖かくなってきたから…)を恐れる日々。
    1年ほど前からM/M洋書を読み始め、今はKindle本とAudibleを併用して楽しんでいます。英語の勉強におすすめです。



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    コミック:日高ショーコ、秀良子、緒川千世、依田沙江美、今市子、萩尾望都、紺野キタ
    小説:木原音瀬、凪良ゆう、佐田三季、高村薫


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