男同士の愛に目覚めて20余年。夫と娘にバレてます。1年前からM/M洋書にはまってます。コメントTB、大歓迎☆
カテゴリー
ブログ内検索フォーム
カレンダー
08 | 2013/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
月別アーカイブ
大好き☆作家さんのページ


小説すばる 2013年 09月号


さすが木原先生!
ということで、一般誌に進出。すごいなあ、この人気。


ここに、『ラブセメタリー』という話が載っています。


メンタルクリニックに勤める看護師(男)と、
そこに来た患者(男)の話。


患者は、デパートの外商をしている男で、
ハンサムで話も上手、とてもうまく世を渡っているように見えますが、
実は自分はペドフィリアで、この衝動をどうにかしてほしい、
ということでクリニックにきます。


それを看護師は裏で全部聞いています。
医者がかつて患者に襲われたことがあって、
それ以来医者は一人では患者に向き合えなくなり、
必ず看護師である彼が裏にいるようにしているためです。


ペドフィリアというのは、
幼児・小児を対象とした性愛・性的嗜好、らしいです。


これって、その子が大きくなったら
愛情も消えちゃうの?って思うと
なんて自分勝手なと思うけど、
そう生まれついてしまった人はきつそうな…。


で、その男がある日酔いつぶれていて、
看護師が彼を介抱したことから仲良くなって、
でもある日、男にそのクリニックの看護師であることを
気づかれて…、と話は進みます。


二人はどうにもならないのだろうけど、
どうにかなればいいのに…。


『期限切れの恋』の村上みたいにある日突然、
降ってわいたように患者の男が成人男性である看護師の事を
好きになればいいのに。
そしたらきっと患者の男はすごく幸せに感じると思う。


子どもを犯したいという、後ろ暗い衝動から抜けられるわけだから。
きっと自分がすごくマトモになった気がして、
看護師のことをもっともっと好きになるはず。
そうなればいいのにな。


でもそうならないから、ペドフィリアなんだろうな…。
いろいろ考えちゃいました。
















木原音瀬『熱砂と月のマジュヌーン


絶え間なく雄に穿たれ、心とは裏腹に快感に噎び悦ぶ体。この爛れた淫獄から逃れられるのはいつの日か―。石油王だった父親が倒産と同時に失踪し、寄る辺のないファウジはその美貌に目をつけられ、奴隷オークションにかけられてしまう。あられもなく恥部を晒され屈辱に震えるファウジを高値で買い取ったのは、見ず知らずの男。彼の紳士的な態度に安堵するが、連れられた館で待っていたのは耐え難い恥辱の日々だった。枷をつけられ服は与えられず、夜には淫らな狂宴で男達の性の玩具となり…!?



これは好き嫌いがすごくわかれると思います。
これは木原先生が、同人誌で、酷原音瀬という名前で発表していました。
当時の感想→
http://huuu.blog6.fc2.com/blog-entry-318.html


とにかく、ラブレスだった印象があります。
だから先生はペンネームを変えてたわけだし。


で、ストーリーというより、どれだけ酷い目に合わせるか、
に主眼を置いて、手を変え品を変え獣を変え(←ラクダにダチョウに…汗)、
次から次へとファウジを困難な目に合わせてました。


けど、ファウジの性格があまりに悪いのと、
結局何をされても、最初は泣き叫んでも、
ファウジは最後に気持ち良くなってるので、
読者としては、「かわいそう」と本気で思わないのだと…
だから一歩引いた目で見られるのだと思います。


しかし、疲れました。
商業誌用に最後はラブがあるのですが、
それまでがずっとアブノーマルに激しくて
そして木原先生があとがきで、
ファウジの下半身が強い、みたいなことを書いてて笑っちゃったけど、
とにかくずっとそういうシーン。


疲れました。
癒されたいときには向いてないのかも…。


あ、そうだ、当時読んで、くっつくと思ってた人と
くっつかなかったのがそういえば意外でした。
そして、ラージンとハッサンの兄の絆の強さに、
「こいつら怪しい!」と思わされたのでした。





凪良ゆう『あいのはなし




愛する男を失くした岸本波瑠は、彼の9歳の息子・桐島椢とあてのない旅に出た。奇妙なことに、椢は自分の中に父親がいると言い、そして時おり本物の彼のように振る舞った。不思議で幸せな三人での生活。だが、幼い椢と他人の波瑠が長く一緒にいられるはずもなく、逃避行は悲劇的な結末を迎えた。――それから10年、あの日姿を消した波瑠を、椢はずっと捜し続け…。時をかけ、三人の想いが絡み合う不思議な愛の物語。



『まばたきを三回』を少し思い出しました。
息子の中に死んだ父親がいる、とか
ちょっと似てる部分があるかも。


受けの波瑠が、昔のことをずっとひきずってて、
すごく後ろ向きな人すぎました。
昔のBLってこういう主人公がいっぱいいた気がする…。


いろんなことをあきらめていきてて、
でも見た目はきれい、という。いくつになっても。
昔はそういうのが好きだったけど。
けど今は、「もっとちゃんとしないと!」と
指導したくなってしまう。


それに対して、椢は大人になってかっこよくなってました。
これは、波瑠じゃなくても、惚れますね!
けど、何かの思い込みのように、椢には波瑠しか
見えていないという。


ちょっとジワーっと泣けそうな部分もあり、
けっこうよかったけど、
ベストスリーには入らないかなー。
たぶん、死にネタだったからかも…。
いちばん好きだった人を亡くして、別の人を
好きになる、っていう気持ちを書くのはむずかしそう。


(ところで、私が思う凪良さんの
ベストは『お菓子の家』!)



ところで、今日発売日だったので、
でかけた帰りに本屋さんによって、
棚に出てなかったのでお店の人に聞いちゃいました。


声に出すのが恥ずかしかったので、
iphone画面に表示させて、「これありますか?」と。
そしたら店員さんはぱっとみて、
入力して、入荷はされてる、けど探してもここにない、
ということで別の部署に電話して聞いてくれました。


そしたら「心交社のショコラ文庫」って電話口でいってて
あの一瞬でそこまで見たのか、
ショコラ文庫は心交社って知ってたのか(店員なら当たりまえ?)、
それともBL本が好きなのか…(でも私好きでもよく考えたら社名までは
きちんと把握してないわ)、どうでもいいことをツラツラ考えました。


まあ、無事、間違えて持って行かれた先から戻ってきて、
買えてよかったです。


2013/09/10 15:04 BL小説 凪良ゆう TB(0) CM(0)
人気記事ランキング
プロフィール

ふうう

  • Author:ふうう
  • アラフォー主腐。ときどきバイト。日本の右傾化と、やつらの出現(だんだん暖かくなってきたから…)を恐れる日々。
    1年ほど前からM/M洋書を読み始め、今はKindle本とAudibleを併用して楽しんでいます。英語の勉強におすすめです。



    好きな人々
    コミック:日高ショーコ、秀良子、緒川千世、依田沙江美、今市子、萩尾望都、紺野キタ
    小説:木原音瀬、凪良ゆう、佐田三季、高村薫


    ☆特に木原さん大好きです☆
    ☆凪良さんは、白なぎさんより黒なぎさんのほうが好き。でも必ず作家買い☆
    ☆痛い系、執着系のお話が好き☆


    ■twitterやってます(が、あんまりつぶやいてない…)
    http://twitter.com/huuu001


    ぽちっとしてもらえると元気がでます☆
    にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画感想へ
    にほんブログ村
    にほんブログ村 小説ブログ BL小説読書感想へ
    にほんブログ村
    人気ブログランキングへ
ブログランキング 漫画
Renta! オススメ
山田くんと田中課長

山田くんと田中課長

手乗りサイズになった課長と、クールな部下、山田のお話♡



愛が待ってる

愛が待ってる

阿部さんのマンガで一番好き。遊び人同士が本気になる。



リンクス

リンクス

上質な映画を見たような読後感。かなりお気に入り。



STAYGOLD 1

STAYGOLD 1

STAYGOLD 1

[著]秀良子

さすが秀さんだけあって、すごくいい。物語は始まったばかり。





ブログ内検索
ブログパーツ