男同士の愛に目覚めて20余年。夫と娘にバレてます。1年前からM/M洋書にはまってます。コメントTB、大歓迎☆
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大好き☆作家さんのページ
出張で札幌に来ています。
ホテルに来て、水を買いにフロント周辺をふらふらしていたらなんと無料で使えるPCが。思わず更新しています。

さて、明日は朝っぱらから夕方まで仕事ですが、今夜はひま。ふだん子供がいたらできないことを、と考えて映画を見てきました。

見たのは、『バッテリー』。
映画になると原作より悪くなるのがオチなので、見るとしたってDVDで十分でしょう、と思っていたけど、会社の前の席の男の子が「おもしろかった」としきりにいうものだから、つい、フラフラと見に行ってしまいました。

感想は…、いまいち。
主人公の巧役の男の子はとっても「美」です。こんな子がおなじ中学にいたら犯罪なんじゃ、というくらい。
でも、期待していた豪ちゃんとの怪しいシーンとかないし、もう一言で言って、ふつうなのです。
書かれているのは友情と家族の愛情。
これはまさに児童文学ですね、というものでした。子供に見せてまったく恥ずかしくない。

でも「ちょっとつまらなかったなあ…」なんて思っていたラスト手前、お母さんが巧の試合を見に来たシーンで思わず涙が。気を抜いていたので、やられてしまいました。
もうお母さん、巧と弟の青波に対して態度がちがいすぎなんですもん。ひどすぎ。

ところで、本筋とは関係ないですが、あさのあつこ氏、映画に出てました。職員室のシーンで、女の先生がちょっと出てきたのだけど、「なんか歯に見覚えが」と思ったら、最後のテロップにばっちり出てましたよー。
監督のイキな計らいなのでしょうか。

ふつうの人にとっては、悪くない映画だと思います。
期待していたものがちがっただけかな。

さ、これから風呂に入ってBLでも読んで寝るかな♪


追記:
どこかで読んだ話ですが、元プロ野球選手の坂東さんが前に、「プロ野球選手は昔野球が下手だった子供ばかりだった」と言ったそうです。
ふつう、野球のうまい子はピッチャーになります。とはいえ、ピッチャーをできる子が1チームに何人もいるわけでありません。そうなると、ピッチャーは無理して投げ続け、肩を壊していくんだそう。なので、最初うまかった子たちは小・中で肩を壊して消えていき、あまりぱっとしなかった子たちが、あとから活躍してくるのだそう…。

兄も中学では1番ピッチャーだったけど、肩を壊して、高校3年のとき甲子園に行ったのに、ベンチ入りすらできませんでした。今は草野球を楽んでますが、何球か投げるともうおかしくなるのだそう。肩は、一度壊れるともうだめなのです。

指導者に、まともな知識がないのが問題なのだと思います。
巧は、そんな目にあわないといいな。おじいちゃんがいるから大丈夫かな。
ぜひ肩を大事にしてほしいものです…。
2007/03/21 20:57 BL映画 TB(0) CM(7)
私が小学生か、中学生くらいだったと思います。
両親が地域のバザーに行き、漫画好きの私のために、コミックセットを買ってきてくれました。10冊以上が、ビニール紐でしばってありました。

『風と木の詩』、というタイトルでした。
「この絵、古っぽくてイヤ…」と思いながらペラっとめくったとたんの衝撃は今でも忘れられません。
男が、男と、抱き合ってる…!! は、はだかだっ!!

親は内容など知らないで買ってきたのでしょう。
ウブだった私は、男同士が裸で抱き合っているシーンがふんだんに盛り込まれている漫画なんて、見たことがありませんでした。最初に「絵がいや…」なんて思ったことを忘れたかのように夢中で読みました。部屋のドアがいつ開くかはびくびくしつつ。しかし残念なことに、途中までしかそろってなくて、最後まで読めませんでした。

大学生になって、漫画喫茶の存在を知り、行くようになりました。あるとき吉祥寺の漫画喫茶で、風と木の詩を発見。
今は夫となった人の前で、こっそり、息を詰めるように読みました(当時はまだホモ好きであることは隠していた)。
衝撃のラスト。納得できなかったことを覚えています。


あれから10年の時が流れました。
私がいつも利用する図書館に風と木の詩が置いてあることは知っていました。先日図書館に行ったら、いつも混んでいる貸し出しカウンターがガラガラです。漫画が置いてあるのはその横。風と木の詩が目に入り、改めて読みなおしてみようと、借りてみました。

風と木の詩 (1)
主人公は、寄宿舎で出会った、ジルベールとセルジュです。悪いうわさのたえないジルベールと同室になった正義感の強いセルジュが、ジルベールと心を通わせ、愛し合い、駆け落ちのようにジルベールをつれて学校から逃げ出して…。
セルジュの過去、セルジュの亡くなった両親の過去、ジルベールの過去、周りの人々の過去が、ていねいに描きこまれ、だからこそ生まれる人間像のリアルさに圧倒されます。

昔読んだときは、ジルベールがいやなやつに思えてしかたありませんでした。あんなに若いのにセックスばっかりで、セルジュに迷惑ばっかりかけて、と思っていた部分もありました。
今回も最初はそんな風に思いながら読んでいました。でも、ジルベールの過去編などを読むと、ジルベールがかわいそうで、かわいそうで…。

あんなにかわいくて純粋だったのに、おじであり育て親(実は血のつながった父親)のオーギュに曲がった愛情を教えられ、それなのに捨てられるようにかまってもらえなくなって。あんな育てられ方をしたら、それはおかしくなるよね、と。けれど、ジルベールをそう育てた張本人であるオーギュも、ひどい育てられ方をしていて、そのしわよせがジルベールにいっていたようなものです。

それでも、私はオーギュをうらまずにはいられませんでした。
最後の最後まで、ジルベールはオーギュの愛を求めていました。ヒナ鳥への刷り込みのように、ひとりぼっちで省みられることのなかったジルベールに、ゆがんだ形であれ愛を教えたのはオーギュでしたから。
だからオーギュを追いかけるつもりで、馬車の前にまで飛び出して行ったのです。

朦朧とした意識の中で、ジルベールが追いかけたのが一緒に暮らしたセルジュではなくて、オーギュだったところに、ジルベールの孤独の深さを感じました。その一連のシーンで、ジルベールの小さな頃のシーンが出ます。雨の暗いシーンから一転して、春の明るいシーンが。ジルベールが戻りたかったのは、セルジュと暮らしたあの狭くて寒くてさびしい思いをしたアパートではなくて、オーギュとあったばかりの、春のあたたかいあの日だったのです。

思い出しただけで涙が出ます。

今日もたまたま、夫がいる横での再読となったのですが、私の心はパリの下町、冬がきて寒くて、でもお金もなくてどうしようもない、若い二人の世界にいました。

ガツンと殴られるというより、違う世界につれていかれました。
戻ってくるのが大変でした。すごい、竹宮先生、すごい。
これは名作ですね…。

ラスト(のちょっと前)は号泣ですが、だからこそ美しい終わり方なのだろうと思います。昔は幸せにならない終わり方をしたの、多かったですよね。『日出処の天子』然り、『ポーの一族』(←こっちは不幸とはいえないけど)然り。昔のルビーも、薔薇のお風呂で自殺したり、してましたよね…。
今のハッピーエンド全盛の時代にはそぐわないかもしれませんが、これはこれでものすごくよかったです。

いまさら何言っている、って思われる方も多いことでしょう。
私は萩尾望都ばっかり大好きでいたけど、もったいないことをしました。
もし初めて読まれる方がいましたら、ぜひ通して読んでみてください。最初の1~2巻で様子を見よう、と思うと、結局やめてしまうことになるかもしれません。最後まで読んだらきっと、「いいもの読んだ…」と思うことと思います。
なんだかんだいいつつ、あさのあつこさんが少年を主人公に描いたお話を出すとついつい買ってしまいます。

ぼくらの心霊スポット』あさのあつこ
廃屋に幽霊が出るといううわさを聞いて、3人の少年たちは真相を突き止めようと行動を起こす。恐怖と闘いながらも、少年たちの勇気と友情がひとつになって、事件解決への思わぬ糸口が見つかっていく…。『ぼくらの心霊スポット』と『首つりツリーの謎』の二話を収録。少年たちが、三人三様の道へ別れていく、その序章…。熱き少年たちの物語。


小学6年生の主人公ヒロは、ちょっと霊感が強いというか、肌で異変を感じる子。それを幼稚園のときから仲のよいマッキーとかっちゃんはすごいこと、として受け止めています。

ヒロからすると、口が悪いけど勉強ができるマッキーとか、口数が少ないけどやるときはやる体のでかいかっちゃんをすごいな、と思っているのですが、お話を読む限り、マッキーもかっちゃんもヒロがかわいくてしかたないと思っている様子。

ふつうの児童文学にだったら出てこないであろう、マッキーがヒロのほっぺにちゅっとしたりとか、かっちゃんがヒロの髪をなでたりだとかのあさのさんらしいシーンもありました。まあ、その程度ですが、これは、三角関係に天然の主人公が気づいていない系のお話ですよ…! 

幽霊スポットの謎解き自体は、展開も見えていたのでどんでん返しなどということもなく、さらっと読めました。だからなのかこの作品は有名でも何でもないですよね。
でもそれこそ、男が2人(ここでは3人)いれば
やまなし
おちなし
いみなし
でかまわないのですから、私には問題ありません。

楽しめました。
※あ、もちろん、エロを求めているときには向きませんよ!
2007/03/12 06:58 妄想読書 TB(0) CM(2)
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プロフィール

ふうう

  • Author:ふうう
  • アラフォー主腐。ときどきバイト。日本の右傾化と、やつらの出現(だんだん暖かくなってきたから…)を恐れる日々。
    1年ほど前からM/M洋書を読み始め、今はKindle本とAudibleを併用して楽しんでいます。英語の勉強におすすめです。



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    コミック:日高ショーコ、秀良子、緒川千世、依田沙江美、今市子、萩尾望都、紺野キタ
    小説:木原音瀬、凪良ゆう、佐田三季、高村薫


    ☆特に木原さん大好きです☆
    ☆凪良さんは、白なぎさんより黒なぎさんのほうが好き。でも必ず作家買い☆
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