男同士の愛に目覚めて20余年。夫と娘にバレてます。1年前からM/M洋書にはまってます。コメントTB、大歓迎☆
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大好き☆作家さんのページ
またまた更新を怠っていました。
そうじ力関係の本を買って、掃除に精を出していました。ここ何日かでごみ10袋は出たな…。古いタオルとか、梱包に使おうととっておいたプチプチとか、はかない靴とか。BL系の本もある程度厳選して処分します。
もう捨てるのよ! 古いものは!

さ。叫びはそのくらいにして。
bk1でたまたま杉浦由美子『腐女子化する世界―東池袋のオタク女子たち』という本が表示され、でも買うまでもないから図書館で借りようかと検索したら、同じ著者の前の本しか置いていませんでした。
それで前に出版されたほうを借りたら、期待以上によかったです。

あとから新刊も買ったのですが、新刊のほうは、あんまりおもしろくなかった。格差社会のこととかにまで話がひろがって、腐女子と関係がどんどん離れていったような…。読むならぜひ前出版したほうを。おもしろい本でした。
自分がはまっているボーイズラブの世界を、客観的に見ることができます。

オタク女子研究 腐女子思想大系』杉浦由美子
オタク女子の最大派閥「腐女子」とは、やおいやボーイズラブを嗜好する人々のこと。頭数では「アキバ系」男性をはるかに凌駕するという、静かなるマジョリティの彼女たちは、何に萌え、どんな生活をしているのか!? その思想と生態を話題の新進オタクライターが大解剖!!

興味深かったのは、chapter2の腐女子の歴史です。

そもそものスタートはJUNEですが、萩尾望都や竹宮恵子など「24年組」とよばれる作家たちの男性同士の友愛を描いた漫画が支持を集めるのを見て、サン出版の編集者・佐川俊彦さんが1978年に女性向けゲイカルチャー媒体の「comic Jun」を創刊し、直後にアパレルメーカーのJunから抗議され、末尾にeをつけて「JUNE」という誌名になったのだそう。

前に私は、「JUNEは、『泥棒日記』を書いたジャン・ジュネからとった」なんて書きましたが、まちがっていたようです。訂正します。

さて、それでJUNEの時代のあとには、ライトな「ボーイズラブ」という名称で現在は市場でも地位を占めつつありますが、この「ボーイズラブ」という名称は、ビブロスの編集の方がつけたのですね。牧歳子さんという方。聞きおぼえありました! ビブロスがリブレ出版として再出発し、BE×BOYが復活したとき、雑誌に編集長からの挨拶が載っていましたが、牧さんという方でしたよー。昔から(といって1990年代初めですが)活躍されてた方なんですね。
ボーイズラブって、JUNEとかの時代にくらべて軽いイメージだと思っていたけど、そのものを目指して作られていたのですね。『ライトノベルズ完全読本(2005年発行)』から抜粋した、ビブロスの第一編集部副編集長(当時)のインタビューの一部を引用します。

当時はやはり「JUNE」の存在が大きかったですから。禁断の愛を描いた耽美路線。格調高い老舗です。だったらうちはぜんぜん別の路線でいこうと。キャッチフレーズが”男同士のマーガ○ット”少女漫画を男同士に置き換えたようなライトな感覚で、学園ものなどの明るくてポップな路線です。


納得…。昔は男同士であることで悩むし、悲劇は多いし、暗いイメージでした。そうか、少女漫画を男同士に置き換えただけだから、悩まないし、明るいのね、今は…。
それでこんなに広まったのかもしれないですね。疲れているときにどろどろしたのより、ある程度明るいほうがいいですもんね。多少悩んでくれよ、と思うこともあるにしろ。

このあたりの歴史、「へー」と思うことが多くておもしろかったです。

あともうひとつ、印象的だったのは、セックスという切り口で語る場面で、「したからといってお肌がスベスベになるとか、心が満たされるとか、そんなわけありません」と言い切っていること。彼女の腐女子仲間を例にあげて、「セックスしてなさそうな非モテ軍団ほど若く見える。実はセックスをしないことがアンチエイジングに一番有効なんじゃないかと思うほど」言う一文には笑ってしまいました。

確かに、セックスしたからってきれいになる、って根拠はありません。なのに、なんとなくそう信じていた自分に気づいて、ちょっと愕然。その思い込みは、やっぱり雑誌ですかね。「セックスできれいになる」とかいう特集、よく目にした気がします。最近雑誌自体あまり読んでないので、現在の事情はよくわかってないですが

やらないから、やったから、どちらに対しても根拠はないけど、ないからこそ、なぜそう思い込んでいたのやら。

納得できる内容もある反面、腐女子は自分が感情移入したくないから、男性同士を求める、とか意義あり、な部分もありました。私は感情移入しまくりだから。
「ちがうだろう」とツッコミを入れる部分はありつつ、それでもいろいろなことに気づかされ、楽しく読めた1冊でした。
2006/12/30 08:37 未分類 TB(0) CM(6)
口絵で、本を読むこうもりのかわいさにノックアウトされました。

吸血鬼と愉快な仲間たち Holly NOVELS』木原音瀬
鹿代は解凍庫で輸入肉に茶色い物が交じっているのを見つけた。それは凍った蝙蝠だった。上に知れたら全ての輸入肉を再検査、なんて面倒事になり兼ねない。…鹿代は迷わずゴミ箱に捨てた。その夜、精肉工場の女子トイレに全裸の外国人の男が現れた。男は逮捕され留置所に入れられるが、翌朝には姿を消していた。蝙蝠を一匹残して…。―新たな木原ワールドが、全編書き下ろし新シリーズで開始。

最初にウラのあらすじを読んで、ちょっとショックでした。シリーズだなんて。シリーズってことは、続きをまたなきゃいけないじゃない。
でもそんなことでショックを受けてた私はバカです。これすっごいおもしろーい! 待ちます、待ちます。早く続き、出してね!

さて、あらすじにある蝙蝠が、吸血鬼でした。
といっても、牙がないので人の血が吸えない吸血鬼アル。冷凍肉とともにアメリカから輸入されてしまったため、最初は日本語がしゃべれません。

本当に設定がうまいなあと思うのは、蝙蝠がつれてこられた先の家主、高塚暁はアメリカに留学してエンバーミングの勉強をし、今はエンバーマーとして働いているから、英語も話せるし、血だって手に入れやすい環境だってこと。

エンバーマーというのは遺体から血液とガスをすべて取り除いて洗浄し、防腐剤を注入して死体がくさらないようにする仕事。病気や事故で欠損した遺体には修復措置もほどこすそう。アメリカでは埋葬が死後数日たってからや、週末にすることが多いから一般的なことなんだそう。

…って、エンバーマーについて詳しくなった人はここ数日でたくさんいるはずだ!

アルにとって最初は最悪だったアルの印象が、どんどんよくなっていくところが、自然でひきこまれました。
にしても、日本語を覚えろ、と電子辞書を渡されて、最初に発した言葉が、暁に対する「あくま」というののしりだったのは笑えました。

あとがきには、「このお話はもう少し続きます。のろのろと恋愛に移行する二人を見守ってやってください」とあります。
そう、このお話では、ラブ未満。エロなんてエの字もない。
健全なのに、何かしら、この読後の満足感は?

ゆっくりラブに移行するのを木原さんに描かせたら天下一品だと思います。まあ、私からするとアルはかなり暁ラブだし、暁もだいぶアルを大事にしているから、もうすぐだと思うんだけどね! エロにたどり着く(希望)二人を、待ってます!
昨日本屋に行ったら、真っ赤な表紙にパンダのイラストの本が目に留まった。
思わず手にとって見てみたら、新潮社から新しく刊行された雑誌だった。『yom yom 1(ヨムヨムvol.1)』。

川上弘美、梨木香歩、吉田修一、角田光代、恩田陸、山本文緒等の名前につられて思わず購入。
早速読んでそのタイムリーな内容にうなってしまった。

彼氏と別れただの、夫が浮気しただの、夫と離婚したいと騒ぐ姉の話だの、最初にパラパラ読んだ4点がそろいもそろって、見事に私の今の現状から興味を持って読めるものだったのだ。

いったい誰を読者対象としているんだろうかと思ったのだけど、ほかのもいろいろ読んでいるとたぶん20代後半~30代くらいの女性を対象としているのだろうと思う。その対象となる人々の現状に浮気だのなんだのは恒常的にあるのだろうなあ、と思ってしまった。そういう年代なのかもなあ、と。

まあそれで世の人々に勝手に親近感をいだきつつ、ほかのを読みすすめると、角田光代の読書日記や三浦しをんの靴職人への取材、太田光(爆笑問題の)ヴォネガッドのすすめ、倉田真由美と精神科医の対談みたいなの、小野不由美の本棚など、おもしろく読めるのがたくさんあった。
(ちなみに、小野不由美さんの蔵書総延長って、43万8400ミリだそう。蔵書を一列で並べられ、かつその倍のスペースをあけた本棚を作りつけた書庫を、家を建てるにあたり作りたいから計ったとのこと。よく、計ったな、と…)

今出ている文芸誌ってあまり読む気になったことはないにもかかわらず、これだけ知っている人を出されてついお得感が増して購入してしまったけど正解だった。
(たぶんそういう人を読者対象としているのだろう)

年4回不定期刊行、とりあえず次回は2月28日発売だそう。
次書く人の顔ぶれ次第だけど、買いたいかも。表紙がどんなのになるのかも楽しみだ。
2006/12/16 15:52 一般その他 TB(1) CM(2)
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ふうう

  • Author:ふうう
  • アラフォー主腐。ときどきバイト。日本の右傾化と、やつらの出現(だんだん暖かくなってきたから…)を恐れる日々。
    1年ほど前からM/M洋書を読み始め、今はKindle本とAudibleを併用して楽しんでいます。英語の勉強におすすめです。



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    コミック:日高ショーコ、秀良子、緒川千世、依田沙江美、今市子、萩尾望都、紺野キタ
    小説:木原音瀬、凪良ゆう、佐田三季、高村薫


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    ☆凪良さんは、白なぎさんより黒なぎさんのほうが好き。でも必ず作家買い☆
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