男同士の愛に目覚めて20余年。夫と娘にバレてます。1年前からM/M洋書にはまってます。コメントTB、大歓迎☆
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大好き☆作家さんのページ
期待以上に、すばらしい作品でした。

檻の外』木原音瀬
別れから6年経ったある日、堂野は自宅近くの公園で喜多川に再開した。まったく変わらぬ喜多川の一途な想いに堂野の心は乱れ、連絡先を教えてしまう。が、すでに堂野には妻も子もいて…。2006年3月刊「箱の中」の続編。

すばらしかったのは、書き下ろしです。
読み終わって、涙が止まりませんでした。

「もっと図にのればいいよ。圭がわがままを言ってもたいしたことない」
「取り返しのつかないことを言うぞ」
どんなすごいこと? と堂野は頭を撫でながら笑った。
「死ぬまで一緒にいてくれ」
掴んだ手を、強く握り締めた。
「一緒にいてくれるなら、これから先、俺は一生キャットフードだけでいい」
長い沈黙。堂野は『キャットフードは余計だよ…』と震える声でつぶやいた。

この会話の前に、何を食べたいかと堂野に聞かれた喜多川が「何でもいい」と言うので、「じゃ猫と一緒でキャットフードにしようかな」と堂野が軽口を叩いたら喜多川が「崇文が出したものなら俺はキャットフードでも食う」と言ったことが下敷きになっています。

喜多川の、思いの強さが伝わってきます。常識がなくて、不器用で、ただただ堂野を好きだという気持ちばかりな男。そんな喜多川を切ない思いで見守る堂野。

それが、次の書下ろしでは、喜多川は自分の今までしてきたことや周りが見えるようになって、それを子供に伝えることができる大人になっています。喜多川が、人間らしくなってきている…。それは堂野に、きちんと愛されている証拠なんだと思いました。

ラストはもうただ、泣けて泣けて。
BLで、50過ぎまでカップルを追えるなんて、そうザラにあるものじゃない。さすが、木原先生。雑誌の段階では、実はそれほどお気に入りじゃなかったのですが、この書下ろしのために、私の中の木原ベストスリーに入りそうです。
表紙のピンクと、かわいい絵柄にだまされて、「シェフのまんが? なあんかかわいいだけっぽそう」なんて敬遠していた志水ゆきさんの『レシピ』。

いやはや…。
なかなかにハードなお話でした。

レシピ』志水ゆき
反抗期の中学生・洸に食事を作るのは、彼の親に恩があるカイヤの役目。しかしその甲斐甲斐しさとは裏腹に、彼はとんでもないヘンタイだった。純情一途な洸が、恥ずかしいコトをされながらカイヤ好みのオトコに仕込まれていく!! いつか美味しく食べられちゃうかもッ!?「カイヤ×洸」「春原×さとし」のWスーパーエロ描き下ろしも収録!!

攻めのカイヤは、あらすじに「彼はとんでもないヘンタイだった」とかかれてますが、カタカナでの「ヘンタイ」という可愛げのある響きとは対極な人でした。かつてスーパーモデルだったという麗しい見目とは裏腹に、泣かせて喜ぶというか、気持ちよくて泣かせるとかじゃなくて、本気で泣かせるのが趣味みたいな、イジワルさんでした。

わざと他の人と寝たのを見せつけ洸を追い詰めて、洸に「カイヤが好き」といわせたときのカイヤの顔ったら…! デスノ7巻のあまりの悪人っぷりな顔つきで笑わせてくれたライトの顔に匹敵する悪さ…!

洸をいじめてばかりいる従兄弟の侑仁をして「ほどほどにしといてやれよ…」といわせるほどの鬼畜っぷり。
洸の今後の苦労がしのばれます…。

ちなみに、洸と友達で、捨て子だった自分を拾ってくれた医者(春原)とできてしまう中学生(さとし)のお話も収録されてましたが、さとしの場合は泣かされてるけど気持ちいいからで、なんだかカイヤの泣かせ方はやっぱり質が少しちがう気が…。

なんだかんだ言って、カイヤがいい味を出していたと思います。
それだけに特化して、もっと洸をいじめぬいても、もしかしたらよかったかもしれません…。
2006/05/16 12:38 BLコミック 志水ゆき TB(0) CM(2)
家に帰って、子供を迎えに行って、ご飯を食べてお風呂に入って寝かしつけるとぐったりしてしまって、本は読んでいても、なかなか感想を書こうという気がおきません。
仕事をしながら定期的に更新している方はえらい…。

でもまあ、どんなに疲れていても、印象的なシーンとか心にくる言葉があると、感想を書きたくなってしまいます。今日は久々にそういう本を読みました。

愛してないと云ってくれ』中原一也
日雇い労働者の集まる街で診療所を経営している青年医師・坂下。彼らのリーダー格の斑目は、屈強な男たち相手に一歩も譲らず日々奮闘している坂下を気に入り、なにかとちょっかいをかけていた。ある日、坂下と仲の良い日雇いのおっちゃんが肝硬変を患っていることが発覚。家族に知らせて手術を受けるよう説得してもらおうと考える坂下を、この街の現実を知る斑目は無駄だと一蹴する。坂下を諦めさせるため躰と情報を引き替えにならおっちゃんの住所を教えてもいいと条件を出す斑目。自分の本気を示すために坂下は斑目に抱かれることになり。
では早速、印象的だった言葉から。

「な、先生。ちょっとだけしようか? ちょっとだけ…。な?」

斑目が、坂下の腰をとろかしながら耳朶をかんでささやくのです。「ちょっとだけ」ってのがツボなのです。ほんとは「ちょっとだけじゃないくせに!」と背中をバン!っと叩きたくなるような。ムフフ。坂下じゃなくっても、ついほだされそう。

最初に「斑目」という名前を見たときに、その名前はやめてほしい、あまりに有名な漫画があるじゃないか、と思ったのですが、読んでいるうちに気にならなくなりました。やりますね、中原先生。

坂下の正義感には感動をほとんどしなかったのですが、斑目の魅力にはやられました。日雇いなんてしていい体をしているくせに、実はかつて「伝説の外科医」と呼ばれるほどの腕前を持つ医者なのです。その技術を目の当たりにした坂下がつい抵抗を忘れて抱かれてしまうのもうなづける。

ブラック●ックがホモだったらなあ…(あ、つい関係ない願望が…!)

2006/05/14 20:15 BL小説 中原一也 TB(0) CM(2)
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ふうう

  • Author:ふうう
  • アラフォー主腐。ときどきバイト。日本の右傾化と、やつらの出現(だんだん暖かくなってきたから…)を恐れる日々。
    1年ほど前からM/M洋書を読み始め、今はKindle本とAudibleを併用して楽しんでいます。英語の勉強におすすめです。



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    コミック:日高ショーコ、秀良子、緒川千世、依田沙江美、今市子、萩尾望都、紺野キタ
    小説:木原音瀬、凪良ゆう、佐田三季、高村薫


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