男同士の愛に目覚めて20余年。2年前からM/M洋書にはまってます。今はドラマskamに激はまり中。
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萩尾望都『ポーの一族~春の夢』


不朽の名作「ポーの一族」から40年。
ついに新作の続編がコミックスに!!
永遠の時を生きるバンパネラ(吸血鬼)であるエドガーとアランは、
1940年代戦火のヨーロッパ、イギリス郊外でナチスドイツから
逃れてきたドイツ人姉弟と出逢う・・・そしてその出逢いが新たな運命の歯車をまわすーーー



懐かしのポーの一族。
私はこれが描かれている頃に生まれているので、
リアルタイムで読んだわけじゃない。
20歳過ぎてから読んでいる。


それでも、最初に読んでから20年近くたって、
読み返しをしてから10年以上たっていて、
つまりはだいぶ長い年月を経ているんだけど、
あの世界が、何事もなかったようにそのまま続いていて、
不思議な気分になった。


絵は当時からかなり変わっている。
ポーといえば、初期のあの頃の絵がまたいいのだけど、
今の絵柄でも途中からは気にならなくなった。


バンパネラが、ポーの一族だけでなく、
いろんな一族がいそうという伏線が今回新たに張られ、
また続きが出るのかしらと期待してみたりして…。


ただ今回、アランがずっと具合が悪いのか寝てばっかりで、
もっと起きてエドガーと仲良くしてくれないと!と思っちゃった。
アランが、「ぼくが寝てると浮気する」って不貞腐れるんだけど、
私も不貞腐れたい気分(笑
今回は、エドガーは美人のユダヤ人の女の子を気に入っていた…。


でも、それも、エドガーが人間らしくいるためなのかもしれないと
今回読んで思った。
ポーの一族の人たちは、感情が欠落した人形というか
むしろ怪物みたいで、エドガーはそうはなりたくはないのだと思う。


やはりポーの一族は名作だった。
あっという間に読み終わってしまって、悲しい…。





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炎の蜃気楼(ミラージュ)ってご存知でしょうか。


コバルトとは思えない(諸々の)激しさで腐女子の心をわしづかみにした桑原水菜先生のデビュー作(とは思えないボリューム全40巻以上)。戦いモノ。

wikipediaからあらすじをいただきます。
現代に怨霊となって甦る戦国時代の武将(怨将)の闊歩する闇戦国。彼らを調伏して冥界へ送る使命を科せられ、400年間他人の体を奪いながら(換生)生き続けてきた者たちが主な登場人物。彼らの戦いと愛憎を軸に物語は展開していく。ポピュラー、ノンポピュラーを問わず、実在した歴史人物たちをモデルに、彼らの心の裡の悩み、葛藤、喜びなどを巧みな心理描写で書き出している。その今までにない卓越したストーリー性と、予想を超える展開で、若い女性たちを中心に人気を博している。主人公は、仰木高耶(おうぎ たかや、上杉景虎)で、副主人公は、橘義明(たちばな よしあき、直江信綱)。


直江と高耶が、お互い激しく愛し合っているのに、なかなかくっつかないので、もうほんと、やきもきさせられました。
急に思い立ったのですが、直江と高耶の絡みシーンが何巻のどこにあって、それがどんなか、っていうのをまとめた一覧を作ろうと思っています(←バカです)。


それでパラパラと読み返していたわけですが…
もう、ほんと、直江って、うざいのね!!!
余計な言葉が多いのね!!


高耶はファザコンなんだから、包容力のある男を演じればいくらだって思い通りにできるのに、わざわざ高耶を怒らせるようなことを言って、Hのチャンスを逃して…!!


炎の蜃気楼メモリアル
(コバルト文庫)





たとえば、こんな直江の発言。高耶を愛撫しながらいうわけですが。

「大人のイブの過ごし方を、練習させてあげる。毎年、恋人たちがこの夜にどんなことをしているのか。聖なる日を祝うといいながら、無宗教なやつらはただの発情したオス犬とメス犬になる。もつれあって、媚びた嬌声をあげて、貪婪に相手を欲しがる。知的で美しい女でさえ、俺を欲しがって、ひどい言葉を口にする」


で、それがどんな言葉かといいますと。

「お××ぽ、入れて欲しい、って…」


うーむ。
…そそられないんだけど。


「この外道犬! 今度触ったら、本気でぶち殺すっ!」
と叫ぶ高耶とともに、「直江!だまれ!」と心の中で叫ぶ私。


ほんとにねえ…、直江は口チャックしろ!
高耶はさびしがりやの甘えん坊で、直江が大好きなんだから、直江が黙って抱きしめれば絶対やれるのに!!
オス犬とかメス犬とか余計なことを言うから!!
もう~~!!


って読者に思わせてひっぱるのが、桑原センセの戦法なのでしょうか…。
いやはや。
当時はね、どれほど「早く!」って思ったことか…(ん?今も?)。


さて、この『メモリアル』は高耶と直江の二人の愛憎が主となっている短編集ですが、最後の短編は、ラブでよかったです。
まあ、相変わらず、

「あなたを追い続ける」
「オレは……おまえを振り返らない……」
「振り返らないでいい」
「おまえは後ろから抱くしかない……」
「……後ろから犯し続ける」


とかHの最中に言い合っているわけですが。
いいじゃんよう、どうでもさ…。


「今夜はもう、あなたから出ない」
「オレの中にいてくれ……」
「夜明けまで」
「おまえのすべてを--」
この躯の中に吐き出してほしい。


なんてラブもあり。
おおう。
たまに読み返すとおもしろいですね。



しかし…全40巻。
この壮大な計画を私は全うできるのか。
(といいつつ、もう20巻まで制覇ですよ!!むふふ。)
あっタクミくんの続きの感想も事後のために書いておかなくちゃ。
でも、桂木と暁人さまが、私の頭の半分を占めていて!!
でも子供ら3人が「はさみちょうだい」「ゼリー食べていい?」「あんぱんまんみたい」「えーん、えーん」と、もううるさくて。

ああもう、いろいろ大変だわ(笑)!!

私が小学生か、中学生くらいだったと思います。
両親が地域のバザーに行き、漫画好きの私のために、コミックセットを買ってきてくれました。10冊以上が、ビニール紐でしばってありました。

『風と木の詩』、というタイトルでした。
「この絵、古っぽくてイヤ…」と思いながらペラっとめくったとたんの衝撃は今でも忘れられません。
男が、男と、抱き合ってる…!! は、はだかだっ!!

親は内容など知らないで買ってきたのでしょう。
ウブだった私は、男同士が裸で抱き合っているシーンがふんだんに盛り込まれている漫画なんて、見たことがありませんでした。最初に「絵がいや…」なんて思ったことを忘れたかのように夢中で読みました。部屋のドアがいつ開くかはびくびくしつつ。しかし残念なことに、途中までしかそろってなくて、最後まで読めませんでした。

大学生になって、漫画喫茶の存在を知り、行くようになりました。あるとき吉祥寺の漫画喫茶で、風と木の詩を発見。
今は夫となった人の前で、こっそり、息を詰めるように読みました(当時はまだホモ好きであることは隠していた)。
衝撃のラスト。納得できなかったことを覚えています。


あれから10年の時が流れました。
私がいつも利用する図書館に風と木の詩が置いてあることは知っていました。先日図書館に行ったら、いつも混んでいる貸し出しカウンターがガラガラです。漫画が置いてあるのはその横。風と木の詩が目に入り、改めて読みなおしてみようと、借りてみました。

風と木の詩 (1)
主人公は、寄宿舎で出会った、ジルベールとセルジュです。悪いうわさのたえないジルベールと同室になった正義感の強いセルジュが、ジルベールと心を通わせ、愛し合い、駆け落ちのようにジルベールをつれて学校から逃げ出して…。
セルジュの過去、セルジュの亡くなった両親の過去、ジルベールの過去、周りの人々の過去が、ていねいに描きこまれ、だからこそ生まれる人間像のリアルさに圧倒されます。

昔読んだときは、ジルベールがいやなやつに思えてしかたありませんでした。あんなに若いのにセックスばっかりで、セルジュに迷惑ばっかりかけて、と思っていた部分もありました。
今回も最初はそんな風に思いながら読んでいました。でも、ジルベールの過去編などを読むと、ジルベールがかわいそうで、かわいそうで…。

あんなにかわいくて純粋だったのに、おじであり育て親(実は血のつながった父親)のオーギュに曲がった愛情を教えられ、それなのに捨てられるようにかまってもらえなくなって。あんな育てられ方をしたら、それはおかしくなるよね、と。けれど、ジルベールをそう育てた張本人であるオーギュも、ひどい育てられ方をしていて、そのしわよせがジルベールにいっていたようなものです。

それでも、私はオーギュをうらまずにはいられませんでした。
最後の最後まで、ジルベールはオーギュの愛を求めていました。ヒナ鳥への刷り込みのように、ひとりぼっちで省みられることのなかったジルベールに、ゆがんだ形であれ愛を教えたのはオーギュでしたから。
だからオーギュを追いかけるつもりで、馬車の前にまで飛び出して行ったのです。

朦朧とした意識の中で、ジルベールが追いかけたのが一緒に暮らしたセルジュではなくて、オーギュだったところに、ジルベールの孤独の深さを感じました。その一連のシーンで、ジルベールの小さな頃のシーンが出ます。雨の暗いシーンから一転して、春の明るいシーンが。ジルベールが戻りたかったのは、セルジュと暮らしたあの狭くて寒くてさびしい思いをしたアパートではなくて、オーギュとあったばかりの、春のあたたかいあの日だったのです。

思い出しただけで涙が出ます。

今日もたまたま、夫がいる横での再読となったのですが、私の心はパリの下町、冬がきて寒くて、でもお金もなくてどうしようもない、若い二人の世界にいました。

ガツンと殴られるというより、違う世界につれていかれました。
戻ってくるのが大変でした。すごい、竹宮先生、すごい。
これは名作ですね…。

ラスト(のちょっと前)は号泣ですが、だからこそ美しい終わり方なのだろうと思います。昔は幸せにならない終わり方をしたの、多かったですよね。『日出処の天子』然り、『ポーの一族』(←こっちは不幸とはいえないけど)然り。昔のルビーも、薔薇のお風呂で自殺したり、してましたよね…。
今のハッピーエンド全盛の時代にはそぐわないかもしれませんが、これはこれでものすごくよかったです。

いまさら何言っている、って思われる方も多いことでしょう。
私は萩尾望都ばっかり大好きでいたけど、もったいないことをしました。
もし初めて読まれる方がいましたら、ぜひ通して読んでみてください。最初の1~2巻で様子を見よう、と思うと、結局やめてしまうことになるかもしれません。最後まで読んだらきっと、「いいもの読んだ…」と思うことと思います。
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プロフィール

ふうう

  • Author:ふうう
  • アラフォー主腐。ときどきバイト。日本の右傾化を憂いつつ、ゲイなものにうつつを抜かす日々。2年ほど前からM/M洋書にはまってます。つい最近、ノルウェーのドラマSkamにはまりました。EVAK大好き♡誰かとSkamについて語りたい!


    好きな人々
    コミック:ウノハナ、日高ショーコ、秀良子、依田沙江美、今市子、萩尾望都
    小説:木原音瀬、凪良ゆう、樋口美沙緒、高村薫
    ドラマ:ノルウェードラマSKAM の、Even×Isakのカップル
    M/M小説家:Alessandra Hazard、Sarina Bowen(m/m限定。この方は男女ものも書く)

    ☆痛い系、執着系のお話が好き☆


    ■twitterやってます(SKAM好きが高じて最近また復活してます)
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さすが秀さんだけあって、すごくいい。物語は始まったばかり。





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