男同士の愛に目覚めて20余年。2年前からM/M洋書にはまってます。今はドラマskamに激はまり中。
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大好き☆作家さんのページ
もうすぐ誕生日で、「そうだ、リュックがほしい!」と3日前に思い立って夫に言ったら、
「じゃあ、東京に買いに行こう!」と言われて、今日は電車に揺られて東京へ。
その行きの道中、木原さんの『ラブセメタリー』を読んだ。



木原音瀬『ラブセメタリー』


「……僕は大人の女性を愛せません。
僕の好きな人は、大人でも女性でもないんです。」

甥に対する密かな欲望を抱え、妄想に囚われ苦しむ百貨店のエリート外商・久瀬圭祐。
欲望がいつか暴走するのではと恐怖し、治療を求めて精神科クリニックを訪れるのだが――。
小学校教師の森下伸春は遠い昔、幼い少女に繰り返し恋をした。
そんな自分の嗜好を知りつつも、ある一線を越え欲望を解き放ち、そしてその果てに待っていたものは……。
本能に弄ばれる二人の男と、その周囲の人たちの心の葛藤をリアルに描いた、異色の連作小説。



「小説すばる」で連載を追いかけてたから、読んでなかったのはエピローグだけだった。
そして、やっぱり読まなくてよかったかも…と思わなくもない。
これは、BLではなく、ペドフィリアがテーマになっている。


救いのない話である。
第1話の主人公は、ゲイの看護師で、彼が恋した相手が、
自分の性的衝動を止めたいという相談にきた男で、彼はペドフィリア(小児性愛者)だった。
報われない恋だと知りつつも恋してしまい、手痛い失恋をする。


第2話の主人公は、第1話の主人公が恋したペドフィリアの男の甥で、
あるきっかけで知った、少し前に亡くなったホームレスが、小児に手をだして刑務所に入ったこともある
ということを知り、その男のことを調べるうちに、
自分の叔父もホームレスの男と同じで、自分はその性の対象にされていたのでは、と気づく。


第3話の主人公は、第2話の主人公にその生涯を調べられていたホームレスの男で、
彼がいかに無意識にも意識的にもまわりの小さい子を性の対象にして
その子たちを傷つけてきたかが描かれる。
ただ、本人目線で描かれるので、傷つけたという事実には目をつぶっている。


正直、子どもを性の対象と見る神経は気持ちが悪い。
ただ、自分がそう生まれたくて生まれてきたわけじゃない、
そうじゃなければどれだけ楽だったろう、という想いをペドフィリアの人が持っていて、
それには共感できた。


たとえば私は、男性を好きになる女性として生まれてきて、
身体も女性で、そこに違和感はない。
これは今の世の中のいわゆる「ふつう」で、そうでない人に比べて
明らかに生きやすい。
まわりとちがうことは日本では、とても生きにくいことと思う。


ただ、やっぱり、子どもを性の対象とし、それを実行してしまう人には
同情できない。
木原さんの本は後味の悪さを感じるものがあって、
それは行き過ぎた執着だったり虚栄心だったり羞恥心だったり、
発達障害を利用するのもあって、ここまでやるかというところまで描かれていて、
それがBL的愛に変換されるときがすばらしく快感だった。


今回はBLじゃないので、それはなかった。
なので、後味が悪いだけで終わってしまった面があり…。
まだうまく消化できない。


ペドフィリアの彼らをどうとらえればいいんだろう。
元小学校教師は、ホームレスになって自業自得だと思えばいいのか、
外商の彼も今はいい暮らしをしているけど、子どもに手を出してしまったら
元小学教師みたいに転落するぞという暗い未来の警告なのか、
そういうふうに決めつけずに読めばいいのか…。


ああ、グルグルする。
ちょうど読み終わったときに新宿について、そのときは気持ちがガラっと変わったけど、
今また感想を書こうとして思い出したらグルグルする…。
しばらくグルグルするかもしれない…。








凪良ゆう『2119 9 29』


人間に尽くす精巧なアンドロイド「ドール」との結婚という阿部孝嗣の夢は、
人を模したドールの製造が禁止された大学時代に潰えた。
けれど三十八歳になった今も愛は変わらず、独身で童貞を貫いている。
ある日、阿部は家業のレストランの常連客から、存在自体が罪となる美しい裏ドールを託される。
彼の名は高嶺。無愛想で反抗的というドールにあるまじき彼の態度を不思議に思いながらも、
憧れの存在との同居生活に阿部は胸をときめかせるが……。
大ヒット名作『ショートケーキの苺にはさわらないで』のスピンオフ、阿部ちんの物語!! 
草間さかえ先生の口絵・挿絵も収録。



やっぱり、凪良さんはいい!


今回の主人公、阿部ちんは、自分のことを「俺氏」と呼び、語尾は「である」という
しゃべり方をする、ドールオタク。
「美優ちゃん仲間とスカイプをしているうちに、話し方がうつったのである。
そんなことより母さん、俺氏を店で雇ってくれ。
配膳でも皿洗いでも一生懸命するである」とか言う。


愛の言葉も、
「では、ずっと俺氏と一緒にいてくれるであるか?」とかになる。


でもそれでも、全編通して、阿部ちんの愛が伝わり、
愛をもらってこなかったドールの高嶺が、だんだんと阿部に心を許し、
信頼し、愛していくようになる様子が伝わってくるから不思議。
話し方って重要じゃないんだわ…。
いや、話し方は重要なのね。それで阿部ちんのまっすぐな性格が
伝わってくるから。


ドールは、もうロボットじゃなくて、人間だった。
前に、AI(人工知能)同士を交流される実験で、人間が理解できない言葉らしいものでコミュニケートしはじめた
というのを何かで読んだことがあるのだけど(虚構新聞じゃなかったわよね…)、
そうなってくると、AIが人間が制御できるものでなくなることだってありえて、なんかこわい。


あ、このニュースだった。
これ本当の記事かしら。
http://karapaia.com/archives/52242274.html


前に友人が、「富士山の高さが3776メートルじゃなくて、3777メートルになったんだって」
というので、一瞬信じかけ、でもおかしいなと思って調べたら、
虚構新聞にそういう記事があって、友人が騙されていたことがわかった。
騙されないようにしなくっちゃ。


話がそれた。
今回も、泣けた。
タイトルの意味は、読むとわかる。
ロボットの希望だった。


脇役の芝をメインにしたスピンオフが読みたい。
彼が幸せになることを願う。

2017/09/24 08:29 BL小説 凪良ゆう TB(0) CM(0)
またまたご無沙汰してしまった…。
毎日がもうすっかり夏休みで、毎日プールに行っている。
今日も行く。
更新する時間がちっともない…けど、実はそんなに更新したい
気分にも最近なっていない。
いけないわ!!
ちょくちょく読んではいるんだけど…。



さて、今日はコレ。
吸血鬼と愉快な仲間たち 1

吸血鬼と愉快な仲間たち 1



原作・木原音瀬/画・羅川真里茂『吸血鬼と愉快な仲間たち』

羅川真里茂 初の小説コミック化! 絶大な人気を誇る木原音瀬との、奇跡の初タッグ! ついに登場!!

アメリカで暮らしていた吸血鬼・アル。なぜか冷凍蝙蝠になってしまい、目覚めた場所は、なんと日本!! 
彼が出逢ったのは、血の匂いをまとった謎の男で……!?



原作がマンガ化されたものって、読む気にならない。
たぶん、マンガによって原作へのイメージが壊される可能性があって、
それで読みたくないのだと思う。


でも、羅川さんは嫌いじゃないし(体が私の好みよりふっくらしすぎているというのはある)、
ちょっと試しに読んでみようかと思ったら、サンプルでノックアウトされてしまった。
こうもりが、かわいすぎる…!!!!!


正直、羅川さんの描く人間のアルはそんなに私の好みじゃない。
でも、こうもりのアルは、目もかわいいし、身体もかわいいし、態度もかわいいし、
見ていてかわいい。
原作とは違う楽しみ方の一つに、こういうこともあるんだ、と今更ながら目からウロコ。


お話は原作通りなので、とりたてて書くことはない。
しかし、そういえばちょっとグロかったんだったと思ったのは、
アルが連続殺人犯に刺されるところ。
羅川さんの絵がリアルというか、目が飛び出たりしてて、こわい…!


それ以外は、大変楽しく読めました。今2巻まで出てる。
原作は完結するのかしら…というのがちょっとこわいのだけど、
どうなっているのかな?


そうそう、木原さんの新刊出てますね。



エロとじに入っていたものとのことだけど、
今はそんなエロものを読みたい気分じゃない。
(あ、1本前の記事はもう表紙がエロでしたけども^^;)
電子書籍になるまで待てるかなー。どうかなー。


コメントへの返信をここで。
英語の質問をくださっている方、
ちょっと考えてみますので、しばらくお待ちくださいませ。
ごめんなさいーーーー。

thmamaさん、もうすっかりさぼりまくってました。エヘ^^;
いつもコメントうれしいです♡


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プロフィール

ふうう

  • Author:ふうう
  • アラフォー主腐。ときどきバイト。日本の右傾化を憂いつつ、ゲイなものにうつつを抜かす日々。2年ほど前からM/M洋書にはまってます。つい最近、ノルウェーのドラマSkamにはまりました。EVAK大好き♡誰かとSkamについて語りたい!


    好きな人々
    コミック:ウノハナ、日高ショーコ、秀良子、依田沙江美、今市子、萩尾望都
    小説:木原音瀬、凪良ゆう、樋口美沙緒、高村薫
    ドラマ:ノルウェードラマSKAM の、Even×Isakのカップル
    M/M小説家:Alessandra Hazard、Sarina Bowen(m/m限定。この方は男女ものも書く)

    ☆痛い系、執着系のお話が好き☆


    ■twitterやってます(SKAM好きが高じて最近また復活してます)
    http://twitter.com/huuu001


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上質な映画を見たような読後感。かなりお気に入り。



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さすが秀さんだけあって、すごくいい。物語は始まったばかり。





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