男同士の愛に目覚めて20余年。2年前からM/M洋書にはまってます。今はドラマskamに激はまり中。
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大好き☆作家さんのページ
Skamのウェブプロデューサーのマリ・マグヌスが、
アルゼンチンでのコンフェレンスでSKamについてした講演を訳しました、
ほんとは字幕にしたかったのだけど、無料で字幕を付けられるソフトを
うまくさがせなかった…。
おすすめをご存じの方は教えてくださいm(-_-)m

今回のはほぼ一字一句、話した通りに訳してみました。
これを見れば、Skamってのは何かというのがわかると思います!




(前ふり)
次のスピーカーは、ノルウェーのドラマシリーズ、Skamのウェブプロデューサーです。
Skamはノルェーの16歳の女の子という非常に限られた層をターゲットとしたドラマです。
他の層の人たちも夢中にさせましたけどね。
Skamは世界中のさまざまな年齢層の人々も虜にしました。
マリ・マグナスさんです、どうぞ。

(マリ・マグナス登場)
ここでお話できることをとても光栄に思います。
Skamが、ティーンの間でどのようにアイデンティティを確立したかについて、
お話ししにきました。

Skamについて聞いたことがある人、見たことがある人は手を挙げてください。
(開場のほとんどが手を挙げる)
わ、すごいですね。



見たことがなくてもかまわないと思います。
この番組は、ティーンの女の子向けのものですから。


Skamについてざっと説明しますね。
Skamは、専用サイトを通じて、ほぼ毎日オンラインでアップされる番組です。

このようなクリップを通して、見ることができます。
長さは、1分から20分で、どれくらいになるかは誰もわかりません。

またこのような、キャラクター同士のチャットのスクリーンショットも
アップしました。
Facebookや、Instagram、YouTubeといったプラットフォームも使いました。


ストーリーはリアルタイムで語られました。
もし、金曜日9:30にある出来事が起こったらなら、
金曜日の9:30にそれをアップしたのです。

一週間分の内容は、1つのエピソードとしてまとめました。
1日1日のことをまとめたものです。


今、私たちは、最後のシーズンであるシーズン4を終えたところです。
各シーズンごとに、主役を変えました。


私の仕事は、登場人物を、デジタルな人格を通して生かすことでした。
つまり、私は彼らのテキストメッセージを書き、
彼らのインスタグラムを管理しました。

この1年間、私は、17歳のゲイの男の子になったり、
強いムスリムの女の子になったりしたわけです。
アイデンティティの危機が、やっと終わったと、思っているところでもあります。


今まで私たちは、Skamと同じようなコンセプトのドラマを制作してきました。
2008年から、NRK(ノルウェー国営放送)は、
「リアルタイム」なドラマを作ってきたのです。
でもこれは、プリティーン(12歳)向けのものでした。
※2008年制作のドラマの写真うつる


Skamはこれらの経験と、8か月の調査期間を経て作られました。
この調査期間は、いろいろな意味でとても重要でした。
私たち制作側がもう知らないティーンの世界を映し出すにあたり
登場人物やコンセプトに示唆を与えてくれました。


今日は、ターゲットとなる層にどう妥協し、
もしくはせずに、番組を作る方法についてお話ししたいと思います。


調査の目的は、ティーンを知ることでした。
何を欲しているのか、それ以上に大事なのは、彼女らが何を必要としているのか、でした。
それを私たちが提供することができるのか。


私たちの最大の競合は、NetflixやFacebook、YouTubeもそうですが、
お金をかけて作られたアメリカのドラマでした。


調査を通して感じたのは、毎日の生活で、いかに彼女らがパーフェクトで
いなければいけないと感じて、そのプレッシャーに疲れ切っているということでした。
私たちは、彼女たちのニーズを知り、彼女たちのためにSkamを作らねばと思ったのです。


その調査はこの言葉に集約されました。
これが私たちのミッションでした。

Skamは、16歳の女の子の自己評価を高める手助けとなることを目標とする。
タブーなく、人とのつながりに目を向け、自分の恐れに立ち向かうことの
意義を示すことを通して。

SKAM aims to help 16 year-old girls strengthen their self-esteem
through dismantling taboos, making them aware of interpersonal mechanism,
and showing them the benefits of confronting their fears.



調査で明らかになった傾向がありました。
17歳の女の子が私に言いました。
「インスタにいるのは、ちょっと印象のよくなった私よ。」

これは、私たちみなに言えることだと思います。
ソーシャルメディアを通して私たちは自分の物語を語っているのです。


そこで、例えばインスタグラムなどオンライン上で、私たちが実際にしているように、
登場人物像を作りあげることができるのではないかと思ったのです。


ここに私たちが、NetflixやHBO、Facebook、Youtubeに対抗できる強みがありました。
私たちは、現実的な問題に直結した真実味を持った番組と人物像を作ることができたのです。
なぜなら、私たちは登場人物たちの来し方と、文化的背景を理解しているからです。


これは、「Hurtigruten」という客船です。
※船の写真を見せる。
これは年配の人に人気の客船で、ノルウェーの南から、北へ運航しています。
NRKはこの客船での旅を、「1分1分(ミニッツ・バイ・ミニッツ)」という
スローテレビの番組で、1週間、毎日昼も夜も、ずっと放映したのです。


私たちの調査の話に戻りますね。
「NRKは親のためのもので、僕のためのものじゃない」19歳男子
これが私たちの挑戦でした。
私たちはこの世代に、NRKは若い人たちのためにもあるという
信用を勝ち取らなければならなかったのです。


ですからかなり最初の段階は、彼らと信頼関係を築く必要がありました。
インタビューの段階では、私たちはジャーナリストというより、
友達という立場でいるようにしました。


1000人のティーンとオーディションのために会うという目標を立てました。
キャスティングは大変でした。
NRKが、新しいティーンのためのドラマのためのオーディションをすると発表しても、
反応がほとんどなかったのです。


私たちは直接声をかけました。
個人的に彼らにコンタクトを取り、オーディションに来るように誘ったのです。
結果的に、1000人の子たちをオーディションに呼ぶことができました。
来てくれた子一人一人にとってこれがよい経験になるよう、
また、SkamのプロジェクトとNRKを信頼してくれるように努めました。


90年以降、私たちはティーン向けのドラマを作っていませんでした。
これがその写真です。
かっこいいですよね(皮肉)。


私たちは、ターゲット層(16歳女子)に、番組を自分たちで発見してほしかったのです。
恐れていたのは、彼女たちのお母さんが、
NRKでSkamのプロモーションビデオを見て帰ってきて、
娘に、「NRKがとっても素敵なティーン向けのドラマを作ったんですって!
あなた、見ないとよ!」と言うことでした。
そんなことをされたら、番組の評判はガタ落ちです。


ティーンにとっては、友達からすすめられたもののほうがずっと意味があります。
申し訳ないけど。
なので、金曜日夜のプライムタイムに番組の宣伝を打つのではなく、
ターゲット層に、口コミやソーシャルメディアを通して、自分たち自身で
番組を発見してもらうようにしたのです。
それはまた、ターゲット層に、自分たちがこの番組を支えているという
気持ちにさせました。


デジタル世代の、今日のティーンは、彼女たちの注意を引こうとする
たくさんのコンテンツにさらされています。
彼女たちは、たくさんのくだらないものを選別する能力に長けています。
彼女たちは、これは自分のことだと感じられるような、真実味のある物語を求めています。


そこで私たちは、登場人物に、ソーシャルメディアのアカウントを持たせました。
インスタとフェイスブックですが、YouTubeのアカウントを持っている登場人物もいます。
これらのアカウントの内容は登場人物の性格を反映していて、彼らの毎日の生活を
視聴者は垣間見ることができました。
視聴者は登場人物を身近に感じ、彼らとやりとりすることもできました。


「リアルタイム」ドラマは、複数のプラットフォームを使って、断片的に登場人物の
物語を語ります。
それがファンのコミュニティーを生み出し、視聴者はユニークな体験をしたと思います。
例えば、友達のインスタグラムをたどっていると、
突然、ヴィルダ(Skamの登場人物)の写真が現れます。そこで、現実とフィクションが混ざります。


Skamで使った方法は、視聴者が彼らの性格や、彼らが直面する問題を理解する助けになり、
それが、熱心なファンを生んだのです。


私たちは、Skamサイトのコメント欄のすべての書き込みを読みました。
またほかの場所のファンの掲示板への書き込みもできるだけ見るようにしました。
Skamのファンは、それを知っていました。
このcrazyfangirl(ハンドルネーム)のように。
※彼女のメッセージがうつる。

彼女は私たちに、メッセージをもう読んだか聞いています。
彼女らは常に熱心なファンでした。彼らは、感想を言い合ったり、
登場人物たちが乗り越えていく
試練についていつも話し合っていました。


私たちはその内容をドラマに使うことで、ドラマに現実味を持たせ、
また彼女たちの想いに応えることにできました。
いくつも例があるのですが、その中からいくつかお見せします。


毎週末のSkamは、続きが気になる終わり方にしました。
とくに、シーズンの最後のエピソードでは、ほぼ毎日、そのような仕掛けを入れました。


シーズン2の最終話の一つ前の話では、その回のメインの二人である
ノーラとウィリアムが大変な目にあっていました。
フェミニストのノーラは、不良のウィリアムへの想いを抑えていたのですが、
彼女はついに友達に、ウィリアムへの想いを打ち明け、Skamを囲む世界は
二人が一緒のところを見たい、と盛り上がりました。


でも、ウィリアムは姿を消して、
ノーラからの電話にもメッセージにも応えなくなってしまったのです。


視聴者にとって、緊張感のある週でした。
そしてその週の初めには、ウィリアムはどこだと、パニックのようになりました。
ひとつ例をお見せします。


スライドの文字:「ウィリアムが返事してくれないと、私、試験に集中できない 
by ウィリアム返事して!!!」
(会場笑い)
私はこのコメントをコピペして、ウィリアムはどこかとノーラの
友達たちが話しているグループチャットでのエヴァの発言にしました。


これで、エヴァは視聴者と同じ感情を持ったわけです。彼女は、自分の試験に
集中できないのですから。
こうすることで、私たちは視聴者に、あなたたちのことを見ているし、一人じゃないんだよ、
みんなノーラとウィリアムが一緒のところを見たいんだよ、ということを伝えました。


ファンアートはとても流行っていて、
ファンの子たちは自分が見たいシーンを描いたイラストを送ってきました。
Elli_skamはインスタグラムでのファンアートで人気のある有名人で、
この絵をシーズン3の終わりに描きました。
※Elli_skam のイラスト見せる


このイラストに関するメールをたくさんもらいました。
シーズン4の最初のエピソードのシーンを見せますね。何かお気づきになりますか?
※動画上は、著作権上の問題で、いったん画面がなくなります。

13:06
(会場拍手)
※イラストと実際の放映シーンの写真。イラストを元にそのシーンを作った。
※ネットで拾ってきた比較画像を入れますね。
skamhikaku.jpg



ずっと続いた視聴者とのこのようなやりとりは、とても大切で、
このコミュニティそのものがSkamだったのです。
視聴者に影響力と、それから幻想の部分もあるけど権力を与えることで、
彼らは私たちと一緒にSkamを作るという体験をしたのです。


今のデジタルの世界の状況では、誰もが伝える側になれ、誰もが
影響力をもてる可能性があるので、
そのため、ターゲット層である16歳の女の子たちは自分たちの
意見を聞いてほしいと思っているし、
影響を与えることを当然とも思っているのです。


私たちはいつも、彼女たちの意見を聞いて、彼女たちが見たいものだけでなく、
必要としているものを提示しようとしてきました。
でももし彼女たちに権限のすべてを与えてしまったら、シーズン通して、
エヴェンとイサックのイチャイチャばかりになってしまうことでしょうね。(会場笑い)


何が言いたいかというと、ターゲット層に対して妥協はしても、
自分たちの目的について妥協してはいけないということです。


現実とフィクションの境はSkamでは時々なくなりました。
それは登場人物とストーリーに新しい認識を与えました。
Skamは、テレビの番組というより、毎日のできごとで、
私たちも「リアルタイム」で制作していたのです。


各エピソードの脚本は、撮影の1か月前にできました。
私たちは年中無休でオンライン上にいて、
新しい素材がいつでもアップされる可能性があって、
反応は即座にきました。


私が今ちょうどこのステージ上にいて、
みなさんの反応を見てどう話すか対応を変えていくのと同じようなことを
Skamでしていたわけです。


Skam制作が私に教えてくれたことをひとつあげるとすれば、これです。
座って、本当にターゲット層とする人たちの話を聴くのです。
彼らは、あなたが必要な答えを全部くれます。
彼らがどんな人なのか、どんなことをしたいと思っているのか、
彼らの話からわかるのです。
ありがとうございました。



-----------------
途中、スローテレビって出てきましたが、
こちらの記事を読むとそれが何たるかがわかります。
編集なしで、ある一定の期間、ただただ定点カメラに映るものを放映するみたい。
http://www.huffingtonpost.jp/asaki-abumi/post_7062_b_4932271.html


Skamでいちばんのおすすめ第3シーズンには日本語字幕を
つけてくださった方がいらっしゃいます。
こちらから見れます。
https://drive.google.com/drive/u/1/folders/0B7IhkZ-jN2XhWDVENTI5VXE3N2M
今日Twitterで知ったのだけど、
SKAMのサイトの動画が見られるようになったようです。
前は見られなかったのかな?
(ちょっと試した時に見られなかった気がするのだけど)


こちらです。リンクからはエピソードにとびます。
http://skam.p3.no/episoder/

こっちは、登場人物紹介。
http://skam.p3.no/profiler/

それぞれのインスタとフェイスブックにリンクしています。
もう更新はされないと思うけど、過去をさかのぼることはできます。


ノルウェー語字幕がうれしい♡
今は何にもわかりませんが、
最近、babbelというアプリでノルウェー語を始めたので、
きっとそのうちSkamの字幕をみて何か理解できるかもしれない。


babbelは私は映画か何かを見たときだと思うけど、きっと何かを学びたいと思ったのでしょう、
無料おためしを一度していました。
そのせいで、割引オファーがしょっちゅうくるようになっていて、
今回、半年で42ドル払えば、その後半年無料、つまり、12か月間42ドル、
というオファーがきたので、つい、入ってしまいました。
あきっぽいから、けっこう申し込むのには勇気がいりました。
だってそもそも、お試しでやっていた言語はドイツ語だったし…。
(なんでドイツ語をやろうと思ったのか不明…ってのもおそろしい記憶力)


babbelでは、くわしい文法説明はあまりなくて、
ポンポン進むので、ちょっとついていけない面もあるのだけど、
発音練習できるところが気に入っています。


今日ふと、Youtubeにノルウェー語講座が無料であがってるんでは、
と思ったらありました。



けっこうおもしろい。
ノルウェー語は基本的にはアルファベット読みで日本人には
発音しやすいらしいのだけど、
God morgen.
を、「ゴモーン」とbabbelアプリで発音してて、
「わからん!」と思っていたら、この人によると、
「ゴモルゲン」と発音するのは古いんだって。今の人は「ゴモーン」
と言う、と。
ほほう、よくわからないけど、そうなのね!
時々謎がとけます。


あと、図書館で借りたこれを併用しています。
そろそろ買おうかしら。







先日、Skamの出演者たちのインタビュー番組の動画を見ていたら、
最後に来場者からの質問コーナーがあって、
一人の人が、「デンマーク語で質問してもいいですか」といって、
デンマーク語で質問したのだけど、
ノルウェー語との響きの違いがまったくわかりませんでした。


というわけで、私の目標。
あの辺の言葉を聞いたときに、少なくともそれが、
ノルウェー語なのか、ノルウェー語でないのか、
それくらいはわかるようになりたい。
(でも本当は、Isak とEven の会話を理解できるようになりたい)
がんばるぞー!








動画タイトル、
SKAM Case Julie Andem / Mari Magnus - ENGLISH - Mediamorfosis 2017
を見た。




※Skamの監督の、Julie Andemと、ウェブプロデューサーのMari Magnus
が、Skamについて2017年9月にした講演です。
※みながらメモってあとからまとめたのだけど、話の内容は前後しているし、
全部の発言を文字起こししたわけではないのです。
※間違ってるところや気付いたことがあれば教えてください。


では、Go!


Skamは、ノルウェーの16歳の女の子を対象としている。
16歳の女の子の数は、3万人。
ところが、全世界に広まって、なんと中国では1800万人に見られるほどに
爆発的に広まった。


ジュリーは、2008年から、ウェブを使ったドラマを制作していた。
2008年は、12歳の女の子が主人公で、彼女はブログを使っていた。
でも、2015年の制作時にはもうみんなブログは使っていなくて、
インスタ、facebookなどを使っていた。


なので、Skamは、そういうものを組み合わせて、
1日に1つかいくつかの、登場人物たちの動画クリップ、facebookの記事、
テキストメッセージのやりとりなどを、その出来事が起こる「リアルタイム」でサイトにあげた。


I'm 100 % myself on Instagram. Just a better version.
という言葉を17歳の子に聞いたという。
Skamを制作にするにあたって、たくさんの若い子のインスタをフォローして、
実際に高校を見に行ったり、ストーカーのように彼女らを観察した。


そして、彼女らが、「学校でもソーシャルメディアでもパーフェクトでいたい」
というプレッシャーの下にあることに気づいた。
そこで、そのプレッシャーを減らすような、自分のことをダメだと卑下するのではなく、
自分のことを笑っちゃうような物語をつくれないかと考えた。


例えば男の子に振られると、自分が悪いと考えがちだけど、そんなことはないし、
みんなそれぞれが、それぞれ大変なことがあって、
なんとかがんばって対処しようとしている。それを、応援できるような物語を。


強豪となるのは、アメリカなどで、高い制作費をかけて作られたドラマだった。
ブレイキングバッドとか。
17歳のムスリムの女の子にインタビューして、何を見たいかと聞いたら、
社会の圧力やら期待に屈しない、強いムスリムの女の子を見たい、と
言われた。


また、ルスについて、ドラマでもすごく時間をかけているけど、
ルスは、ノルウェーの子たちにとって、とても大切なもの。
ルスというのは、高校を卒業する年に仲間たちでバス(車の)を買って、
そのバスを運転して飲んでパーティーをする伝統。
高校1年生のときから、ルスのグループを見つけようとしだすとのこと。


いろんなインタビューを通して、ドラマの柱を決めた。
「Skam は16歳の女の子に、自信を持たせるを目的とする。
タブーを取り払い、人と人との関係性に目を向け、
自分の恐れに立ち向かうことの価値を見せることを通して。」


何か迷いがあると、この考えに戻るようにしたそうだ。


Skamは低予算で作られていて、脚本を書いていたのはJulieだった。
それをMariに見せて、二人で、どうそれをfacebookやInstagramや
テキストメッセージの形でサイトで見せるかを相談した。


Skamは登場人物たちが、InstagramやFacebookに、キャラ名のアカウントを持っているんだけど、
それを実際に書いているのはウェブプロデューサーのMariだった。
※Skamが人気が出だして、キャラ同士のやり取りを見て視聴者が盛り上がったりしてたけど、
「実際やってたのは私たちなのよね」と言ってたシーンには笑ってしまった。

ただ、若者が使わないような絵文字とか表現をすると、出演者たちが、
「Mari、あれはやばい。すぐ下げないと」なんて連絡をくれた。


人気が出たのを感じたのは、シーズン2の、ウィリアムがいなくなったとき。
ウィリアムと連絡がとれなくなって、キャラたちも焦ったりするのだけど、
ノルウェー中が、ノーラと一緒にウィリアムからの連絡を待った。
ある電話会社が、
「ウィリアムがうちの会社のケータイを使っていれば今頃
連絡がとれていたのに」というような広告を打ったとき、
本当にすごい人気が出ているんだと感じた。


1週間の話をエピソードにしたときに、15分から1時間と、
1本1本の長さがちがうのは、もともと、オンデマンドで見せるつもりだったから。
長さについては、制約がなかった。
だからそのときその話に必要な長さになったし、予算がないから、
パーティーシーンがあるときはほかを削る、とかするしかなかった。
動画をアップする1時間前にやっと編集が終わるというような、
大変なスケジュールでもあった。
あとで、テレビ放映されることになったけれど、長さの調整については、
テレビ会社のほうが対応した。


お金がなくて、2エピソードを3日で撮影した。
たとえば、エヴァが、キスをしてしまったクリスの彼女に殴られるシーンは、
15分で撮影した。
※このエピソード、パーティーで男の子とキスをしていたらその男の子の
彼女がその部屋に入ってきた、というのは、インタビューで聞いた話だとのこと。


いかにリアリティを持たせるかについては、インタビューをして、
彼女たちのニーズを調べることをしたけど、
実際に実在する高校を使い、実在する生徒たちがエキストラで出演した。
ノルウェーの子たちは、実際に、ニッセン高校という高校を知っているから、
それもリアリティの演出に一役買った。
Instagramやfacebookアカウントをキャラに持たせる(役者がやるわけじゃないけど)ことも、
リアリティとフィクションの境目を曖昧にした。


それから、Skamを見るのは簡単で、
どこかのサイトにログインする必要はなく、
単に、Skamのサイトに行けば見られるようになっていたから、
敷居は低かった。


ただ作る方は8人で、とても大変で、
休みなく働いていた。
シーズン4のときでも、シーズン1の主人公が、今どこで何をしているかなど、
常に考えていた。
ドラマに出ていない時間帯でも、Instagramもあるし、
キャラは、常に生きているから。


4シーズンを2年間でとったけど、ほぼ休みはなかったそう。


最後に、人気作品を作ることについて大事なことをあげていた。
・ターゲットとするグループについて、調べて、話を聞くこと。彼らの言うことを真摯にとらえること。
・彼らに何をあげることができるかを考えること。彼らは何を必要としているのか?
・ユーザーの動向を取り入れること
・すばらしい人物とすばらしい物語を作ること


あ、最後になっちゃったけど、
途中で、ファンの意見を取り入れたものの例としてこれがあがってた。

IMG_1294.jpg

左が、ファンが書いたイラスト。
それを、シーズン4のエピソード1のシーンのひとつとして
とりあげたとのこと。
うれしかっただろうな。
ちなみに別の場所で知ったけど、このイラストを描いたのは韓国の子。
ファンもいろんな国にいる。


あと、大人が出てこないことについては、会場から質問があった。
16歳の子は、こどもと大人の間のような扱いを受けるけど、
自分で自分のことをわかっているし、彼ら自身が自分で問題を解決できる力を持っているんだよ、
ということを16歳の見ている子たちに伝えたかった、とJulieが答えていた。







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プロフィール

ふうう

  • Author:ふうう
  • アラフォー主腐。ときどきバイト。日本の右傾化を憂いつつ、ゲイなものにうつつを抜かす日々。2年ほど前からM/M洋書にはまってます。つい最近、ノルウェーのドラマSkamにはまりました。EVAK大好き♡誰かとSkamについて語りたい!


    好きな人々
    コミック:ウノハナ、日高ショーコ、秀良子、依田沙江美、今市子、萩尾望都
    小説:木原音瀬、凪良ゆう、樋口美沙緒、高村薫
    ドラマ:ノルウェードラマSKAM の、Even×Isakのカップル
    M/M小説家:Alessandra Hazard、Sarina Bowen(m/m限定。この方は男女ものも書く)

    ☆痛い系、執着系のお話が好き☆


    ■twitterやってます(SKAM好きが高じて最近また復活してます)
    http://twitter.com/huuu001


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[著]秀良子

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